※この記事はネタバレを含みます。ご覧になる際はご注意ください。
みなさまは『五等分の花嫁』という作品をご存じでしょうか。
出典:五等分の花嫁
『五等分の花嫁』は『煉獄のカルマ』を代表作とする春場ねぎ先生が週刊少年マガジンで連載していたラブコメマンガです。
今回はそんな『五等分の花嫁』のヒロインの一人、二乃の解説を行います!
プロフィール
出典:五等分の花嫁
中野家の五つ子の次女
蝶の髪飾りを左右につけたツーサイドアップがトレードマーク
言いたいことははっきり言う性格で、ほかの姉妹とぶつかることが多い
女子力がめちゃくちゃ高く、料理が超うまい
二乃ってどんな子?
ザ・ツンデレ
出典:五等分の花嫁
二乃はツンデレを地で行くキャラで、彼女を語るにはここを避けては通れません。
序盤は仲のいい五つ子に割って入ってくる主人公・風太郎が気に入らず、睡眠薬を盛ったり、彼の作った問題集を破ったりと、何かと彼の邪魔をしていました。
(ここがツンの部分です。)
ですが、中盤で風太郎への恋心を自覚してからは、彼に異性として認識してもらい、かつ自分をそばにおいてもらえるように、あの手この手で猛アピールをします。
(ここがデレです。)
デレの二乃はかわいすぎます。
ツンデレキャラ好きは絶対惚れる。
また、ツンデレの対象は風太郎のみならず、ほかの姉妹にも及びます。
二乃は姉妹に対し、きつい態度をとっていることが多いですが、これはいわゆる「愛情の裏返し」で本当は姉妹のことが大好きで大切なのです。
要するに、二乃は自分の気持ちに素直になれないだけで、素直になったとき、ものすごい破壊力を発揮するのです。
恋には猪突猛進で、周りが見えなくなる
出典:五等分の花嫁
二乃はナルシスト気味の性格をしており、自分のことをかわいいと思っています。
なので、恋愛に関しては攻めの一択で、風太郎に対して、好きをアピールし続けるのです。
実は風太郎に面向かってはっきりと「好き」だといったのは二乃だけで、ここからも、二乃がどのような恋愛観を持っているのか分かるかと思います。
(三女・三玖も面向かって告白していますが、最後は「みんなも含めて好き(意訳)」と言っているのでノーカンです。)
二乃の攻めはデレデレの攻めなので誰も止められません。
ニヤー(・∀・)
また、恋敵が誰であれ自分を選んでもらえる、という自信があるため、周りに対しても遠慮がなく、いい意味でも悪い意味でも周りが見えなくなります。
(一花には「恋の暴走列車」と比喩されています。)
恋愛に関しては自分第一で、周りのことなど知ったこっちゃないというスタンスは、読者側も分かりやすく、好感を持ちやすいので、二乃が人気な理由の一つでしょう。
姉妹のことが大好き
出典:五等分の花嫁
二乃は「5人一緒」にこだわるほど、姉妹が大好きです。
上述しましたが、序盤は風太郎に対して厳しい態度をとっていました。これは彼が姉妹の輪を乱すと考えたからです。
(ほかの姉妹に嫌われようとも、風太郎を拒絶すると宣言しており、彼女にとって「5人でいること」の重要さが伺えます。)
また、「5人が仲良くいること」を重要視しており、その中に風太郎は含まれません。
それゆえ、風太郎をかばう三玖や五女・五月と衝突したり、姉妹の仲を引き裂こうとする長女・一花を叱責したりと、よく姉妹と衝突しています。
(中盤以降は風太郎にデレデレです。)
このようなマイナスのことだけでなく、四女・四葉の悩みを代わりに解決するというプラスのこともしており、どれだけ姉妹を大切にしているかが分かるかと思います。
活躍(ネタバレ注意!!)
出会い~林間学校(単行本1巻~4巻)
出典:五等分の花嫁
風太郎との出会いは、転校翌日の下校時です。初対面から風太郎に敵意を剥き出しにしていました。
その後、初めて風太郎が五つ子の家に家庭教師に来た際、睡眠薬を盛り、帰らせました。
そして、風太郎に彼を排除する理由が「姉妹が大好きだから」であることを見抜かれますが、姉妹に嫌われようとも風太郎を拒絶することを面向かって宣言します。
風太郎を嫌う理由を言い当てられた時の二乃はめっちゃかわいいです。
次は、花火大会です。
ここでは、バラバラになってしまった五つ子を風太郎と共に探します。
その後、花火大会には間に合いませんでしたが、一花を連れて帰ってきた風太郎に(ツンツンしながらも)ねぎらいの言葉をかけます。
そのあと、風太郎の生徒手帳に挟んであった小6の頃の風太郎の写真を見て、一目惚れしてしまうのです。(写真の頃の風太郎は半グレで金髪だったため、親せきだとごまかしています。)
その後は一学期中間試験です。
ここでは、五つ子のうち一人でも赤点を取れば家庭教師を解雇される、という条件を突き付けられた風太郎に対し、いつも通り邪魔をし、赤点を取ります。
(ちなみに、姉妹全員が得意教科以外で赤点を取っています。)
ですが、雇い主(中野父)に結果を報告する際、助け舟を出し風太郎を解雇させませんでした。
次は林間学校です。
肝試しにて、ペアを組んでいた五月とはぐれ、道に迷ってしまいます。
その際、探しに来た金髪のカツラを被った風太郎を、以前生徒手帳に挟んであった写真で見た彼の親せき(風太郎はとっさに「金太郎」と名乗っています。)と勘違いしてしまい、恋に落ちてしまうのです。
二乃初のデレシーンですが、非常にかわいいです。
二乃推し爆誕の瞬間。
そして、キャンプファイアーを一緒に踊る約束を取り付けますが、もちろんそこには誰も来ませんでした。
(風太郎が代わり?に断っています。)
その後、高熱でダウンした風太郎の寝室に侵入し、お見舞いをします。
期末試験~修学旅行(単行本5巻~10巻)
出典:五等分の花嫁
まずは、期末試験前の勉強会にて、風太郎が手書きで作った問題集を破り捨てたことで五月の怒りを買ってしまいます。
良ければ五月の記事もご覧ください。
加えて、すでに風太郎を受け入れている4人といまだに受け入れられない自分の違いを見せつけられたため、家出をし、数日間ホテルに宿泊するようになります。
また、家出先のホテルに風太郎が訪れた際、彼に謝罪をしています。
(破った問題集もテープで直して問題を解いていました。)
その後、「金太郎(金髪のカツラを被った風太郎)に会いたい」と風太郎に頼んだため、彼はその望みをかなえます。
ですが、その変装を見抜かれてしまい風太郎に睡眠薬を盛ります。
そして、金太郎に別れを告げ、泊まっていたホテルをチェックアウトし、別のホテルへ。
その別のホテルに、三玖がやってきます。
そして三玖に「いまは五分の一人前だけど、5人のみんながみんな違うことを経験して一人前になろう。」と言われたことで吹っ切れ、髪を切ります。
(二乃の髪が長いのは、昔、五つ子がそっくりだったころの名残で、髪を切るということは二乃にとって過去に別れを告げることを意味するのです。)
その後、五月と仲直りをし、家に戻ります。
そして、ようやく五人揃って風太郎の授業を受けるようになるのでした。
次は冬休みです。
ここでは、川に落ちた際、風太郎に助けられたことから「金太郎に扮した風太郎」ではなく、「風太郎自身」に惹かれていきます。
(このあたりから二乃は恋愛対象として風太郎を意識するようになります。)
次は3学期期末試験です。
ここでは、中野父に姉妹が前に進むためにいばらの道を選んだことを伝えます。
そして、迎えに来た風太郎に告白するのです。
その後、バイクに乗っていたため風太郎に告白が聞こえていなかったことが発覚し、もう一度面向かって告白します。
「あんたを好きって言ったのよ」のページはねぎ先生の作画も相まって、神です。
次は温泉旅行です。
(ここから二乃の猛アピールが始まります。)
ここではまず、ある事情から混浴の温泉に入っていた風太郎のもとに、タオルを巻いた状態でやってきます。
ですが、風太郎は誰か分からず一蹴されてしまうのです。
その後、経験豊富な一花を朝風呂に誘い、恋愛相談をします。
(一花は二乃を止めるため、後ろ向きなアドバイスをしますが、二乃はどこ吹く風でした。この際、一花には「恋の暴走列車」と比喩されています。)
次は3年生1学期です。
ここでは、まず一花が家出先の家賃を五等分すると決定したため、二乃は風太郎がバイトをしているケーキ屋でバイトを始めます。
(これまでは一花が1人で家賃と生活費を賄っていました。)
この頃から風太郎のことを「フー君」と呼ぶようになります。
「覚悟しててね フー君♡」のシーンは心臓が止まるほどかわいいです。
好き。
次は修学旅行です。
まず、班決めの際、「私(二乃)が風太郎と2人で班を組む」と提案しますが、風太郎は既にクラスメイトと班を組んでいたため、姉妹5人で班を組むことになります。
そして、修学旅行にて三玖に変装して風太郎に接触しようとしていた一花を見つけ、叱責します。
また、これを受けて傷ついている三玖を励まし、前を向かせています。
励まし方がいかにも二乃っぽいです。かわいい。
その後、ほかの姉妹と共に三玖が風太郎に告白する手助けをします。
過去編~最終話(単行本11巻~14巻)
出典:五等分の花嫁
過去編は、特に見せ場がないのでここでは言及しません。
それからしばらくこれといった見せ場がなく、次は文化祭です。
ここでは言及していませんが、プール回の二乃と三玖がかわいすぎます。
文化祭が始まる前に、今まで自分たちに興味がないと思っていた中野父が表に出さないだけで自分たちを大切に思っているかもしれないことを知り、動揺しています。
そして、文化祭が始まりました。
まず、風太郎が姉妹を教室に集め、「文化祭最終日までに誰を選ぶのかはっきりさせる」ことを伝えます。
文化祭2日目にて、風太郎と共に、招待状を読んだのにも関わらず姉妹の下に顔を出さなかった中野父の下に向かい、文化祭で出店していたパンケーキを振る舞います。
(中野父は姉妹の前に顔を出さなかっただけで文化祭には来ていました。)
そして、中野父が「このパンケーキを、今度は家族みんなで食べよう」と言ったことで彼も姉妹と向き合おうとしていることが分かり、涙します。
その後、風太郎にキスをし、父に風太郎を家庭教師に選んでくれたことへの感謝を述べます。
(風太郎が五つ子の家庭教師となったのは、風太郎父と顔見知りだった中野父が彼に仕事を頼んだからです。)
キス直後の二乃のセリフが二乃の恋愛観を一言で表した素晴らしいセリフです。
ていうか二乃かわいい。
その後、文化祭最終日にて、五つ子はそれぞれの教室に分かれ、風太郎が誰を選ぶのかを待ちます。
そして、四葉が選ばれます。
それから数日たったのち四葉と風太郎のことについて話をします。
ここで、「少しでも隙を見せれば、彼(風太郎)を(四葉から)奪う」ことを宣言します。
その後は、5年後です。
5年後は三玖と共に、喫茶店を営んでいます。
ここでは、風太郎に「あの頃(高校時代)は二乃の強さや弱さの秘密分かってあげられなかった(意訳)」と謝罪されます。
その後、彼らの新婚旅行の行先をみんなで決め、物語は幕を閉じます。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『五等分の花嫁』のヒロインの一人、二乃の解説をしました!
僕は二乃推しなので、ついつい力が入ってしまい少し長めの記事となってしまいました。
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では!