みなさまは『五等分の花嫁』というマンガをご存じでしょうか。
出典:五等分の花嫁
『五等分の花嫁』は『煉獄のカルマ』を代表作とする春場ねぎ先生が週刊少年マガジンで連載していたラブコメマンガです。
今回はそんな『五等分の花嫁』最終巻・14巻をネタバレ解説します!!
- 第114話 最後の祭りが風太郎の場合②
- 第115話 五通りの朝
- 第116話 五時間一部屋
- 第117話 五里霧中ランチタイム
- 第118話 五月の思い出
- 第119話 五つ星ツアー
- 第120話 五年前のとある日
- 第121話 五分の一の確率
- 最終話(第122話) 五等分の花嫁
- 最後に
第114話 最後の祭りが風太郎の場合②
出典:五等分の花嫁
今の状況に困惑を隠せない四葉は風太郎に返答を聞かれると、食い気味に「ごめんなさい!」と断ってしまいます。
放心状態の風太郎に「上杉さんにはもっといい人がいるはずです」と付け加える四葉。
これに風太郎は「お前の気持ちを教えてくれ」と詰め寄りますが、四葉に逃げられてしまいました。
四葉に「俺は弱い人間だからこの先何度もつまずき続けるだろう」
出典:五等分の花嫁
と四葉を選んだ理由を話します。そして風太郎は改めて四葉に気持ちを尋ねます。
四葉は自分を選ばせないように「嫌い」と答えようとしますが、風太郎には嘘がつけず、
出典:五等分の花嫁
と自分の本当の気持ちを伝えるのでした。
第115話 五通りの朝
出典:五等分の花嫁
文化祭の翌日。学校が休みだったため一花に呼び出された風太郎は、彼女の憂さ晴らしのテニスに付き合っていました。
テニスをひとしきり楽しんだ後、風太郎は事の顛末を一花に話します。
四葉から本当の気持ちを聞いた後、そのまま付き合うことになると思っていたのですが、四葉は「まだやらなくちゃいけないことがある」と風太郎をフッたのです。
つまり、風太郎と四葉はまだ付き合っていないということであり、一花は拍子抜けしますが、風太郎の背中を思い切り叩き、二人を応援することにするのでした。
その頃、四葉は二乃に風太郎との関係について、謝罪をしていました。
先ほど言っていた、「やらなくてはならないこと」とは、仲間であり、恋敵であった姉妹の全員から自分と風太郎の関係に同意をもらうことだったのです。
四葉のこの態度に二乃は当然激怒し、「四葉に心配なんかされたくない」「もしこのままの関係が続くようなら、姉妹の縁を切らせてもらう」とまで言い放つのでした。
その日の夜、四葉は今度は三玖を呼び出していました。
待ち合わせ場所にやってきた三玖。しかし、三玖は四葉の様なリボンをつけ、「私、四葉」と言います。
「なにごと…」と言葉を失う四葉に
出典:五等分の花嫁
と答えます。
これに四葉は「ダメじゃないかな…倫理的に」と冷静に答えるのでした。
第116話 五時間一部屋
出典:五等分の花嫁
三玖を呼び出した四葉。少し話をして帰る予定でしたが、暴風で電車が止まっているらしく、カラオケで一晩過ごすことにします。
部屋に入った後、三玖はリボンを外し、「私は四葉の真似はできるけど、四葉にはなれない」ということで、「私が四葉に成り代わるのは冗談」と告げます。
話題を変えるべく、四葉はせっかくカラオケに来たのだから歌おう、と提案。
歌っている途中、三玖が誤って演奏を止めてしまい、四葉は「怒ってるのかと思った」と茶化します。
しかし、三玖は「怒ってはいる」「私だったら風太郎を困らせるようなことはしない」と四葉への想いをはっきりと口にします。三玖は四葉が風太郎への返事を迷っていると思っていたため、四葉に怒りを抱いていたのです。
これに四葉は
出典:五等分の花嫁
と答えます。
四葉からその言葉をはっきり聞くとは思わなかった、と驚く三玖。とはいえ、三玖もなんとなくこういう結果になるような気はしていたようですが、やはり悔しさは呑み込めず、四葉に自分を含めた他の姉妹のこの感情を受けてめてほしい、と告げます。
そして、
出典:五等分の花嫁
と自分の想いを四葉にぶつけるのです。
これに四葉も対抗することに決め、二人は夜が明けるまでカラオケを楽しむのでした。
翌朝、カラオケから出てきた二人。
三玖は今まで、自分が風太郎にしてもらったことを思い出しました。その後、持っていたリボンを海に捨て、自分を好きになれたことを実感するのでした。
第117話 五里霧中ランチタイム
出典:五等分の花嫁
下田さんのところで勉強をしていた五月。五月は今の自分が抱く他の姉妹と風太郎への感情をドラマに例えて質問をしていました。五月は自分が風太郎が好きなのかどうか、姉妹に抱くこの感情は何なのか、ずっともやもやしていたのです。
この問いに下田さんは「そりゃ嫉妬だろ」と即答。そして、受験前のこの忙しい時期に恋愛に興味を持つほどなら恋に悩む女子中学生の悩みを聞いてほしい、と頼むのでした。
翌日、学校。五月は彼女の悩みには言えるだけのことは答えたようですが、正しいアドバイスができたかどうかは分からないようです。
そんなとき、風太郎に「話がある」と誘われ、一緒に昼食をとることに。
食堂にやってきた二人ですが、二乃・四葉とばったり遭遇。空いている席がなかったため、相席となってしまいます。
四葉も二乃に話があったようで、とても気まずい空気に。
空気を換えようと五月が近況報告をしようと切り出しますが、やはり重い空気は変わらず、五月は二乃を連れて別の教室に向かいます。
それを四葉が追いかけるのでした。
食堂を離れた二乃と五月。
二乃は「結局あんたはどの立場なの?」と五月に怒りをあらわにし、どこかに行ってしまいます。
その後、風太郎と合流した五月。
二乃と四葉を探していたところ、物音がした教室に入ります。その教室には誰もいなかったため、部屋を出ようとしたところ、なんとそこに二乃と四葉が偶然入ってきてしまい、とっさに二人は隠れるのでした。
第118話 五月の思い出
出典:五等分の花嫁
二乃とサシで話す四葉。
二乃は「五つ子の輪を乱し始めたのはあんたよ」とはっきりと口にします。
中学のこともあり、これについては四葉は謝るしかなかったため、頭を下げます。しかし、「私の願いは、私と上杉さんのお付き合いを認めてもらうこと」と公言。
二乃は「私なんて無視して付き合えばいいじゃない!」と怒りを表しますが、四葉は引き下がらず、彼女は「(私と上杉さんのお付き合いを認めてもらうことは)今じゃなくていい。」「この想いの強さはきっと負けてないから。」と反論します。
四葉からまだ五つ子を恋敵として見ていることを確認した二乃は
出典:五等分の花嫁
と宣戦布告。
これに四葉も受けて立つのでした。
その後、風太郎と五月が隠れていることに気付いていた二乃は二人を呼び出します。
そして、風太郎にも
出典:五等分の花嫁
と宣戦布告し、四葉と教室を後にするのでした。
その後、恋愛相談に乗った女子中学生ともう一度話すことに。どうやら、好きな子には付き合っている子がいるようで、失恋してしまったらしいのです。
そんな彼女に五月は「恋が実らなかったとしても、この恋はこれからのあなたをより輝かせてくれる」と彼女の目を見て答えます。五月自身、自分の気持ちに整理がついていなかったのですが、二乃と四葉の会話を聞いて、気持ちのモヤモヤが晴れたようで、彼女の相談に自信をもって答えることができたのです。
そして、風太郎にやっと心から「おめでとう」と言葉を贈ることができたのでした。
第119話 五つ星ツアー
出典:五等分の花嫁
満員電車に乗る風太郎と四葉。彼らは風太郎のプランでデートに向かっていました。風太郎が自習によく使う図書館にやってきた二人。
話題に困った風太郎は事前に用意していた会話デッキから、「今後の目標」を選択し、話しかけました。
四葉は「誰かのサポートをするのが自分にあっている」からそういう職に就きたいと思っていることを話します。
そうして、将来の事を話していると、五つ子の幼い頃の将来の夢の話になり、四葉は自分の夢を「あったと言えばあったけど」「忘れちゃいました!」と言葉を濁します。例として、二乃の話題を風太郎が出した時、物陰から話を聞いていた二乃がとっさに飛び出してきます。
そして、ぞろぞろと出てくる他の五つ子たち。実は彼女らは二人に内緒でこっそりデートを尾行していたのでした。
五月にダメだしされ、すぐにその場を去る風太郎と四葉。そんな四葉の背中を二乃と五月が見守るのでした。
そうして二人はある公園にやってきました。ここは以前、四葉が風太郎を連れてきた公園で、四葉は「今日は上杉さんの思い入れのある所に連れて行ってくれるはずじゃ」とと尋ねます。
風太郎は「お前と来たあの日からここもその一つだ」と答えました。風太郎の頼みで前のようにブランコからジャンプする四葉。風太郎は「もしそこまで跳べたら聞いてほしい話がある」と切り出し、思い切りブランコを漕ぎ始めます。何回か漕ぐと、なんと、ブランコのチェーンが外れ、
出典:五等分の花嫁
風太郎は身を投げ出されてしまいます。倒れながらも四葉の元まで跳んだ風太郎。そして、
出典:五等分の花嫁
とプロポーズします。
「えっ」と微妙な顔をする四葉。
風太郎は「早まった」と反省しますが、四葉は「付き合う前からそんなこと言われたら引きますよ」「私じゃなかったらですけど!」と答えます。
そして、「小さい頃の夢…思い出しました」
出典:五等分の花嫁
とプロポーズを受け、その様子を他の四人が遠くから見ているのでした。
第120話 五年前のとある日
出典:五等分の花嫁
ある日の放課後、いつものように図書室で授業を行う風太郎と一花以外の五つ子。(一花はお仕事)
三玖は自分はもう受験をしないのに授業を受けていいのか、と暗い顔をしていましたが、風太郎は「教師と生徒の関係が終わっても同じように会うだろう」と言ったことで、嬉しそうな顔をするのでした。
授業を終え、帰路に着く五つ子と風太郎。
風太郎は覚悟を決めて、「言っておかなくちゃいけないことがある」と切り出します。そして、「俺が受ける大学…、と、東京なんだ!」とすこし詰まりながら話します。
しかし、五つ子は「そんなこと知ってるけど」と冷めた反応。
みんなから温かい言葉をかけれられた風太郎は少し照れながら、「ありがとな、お前たちと会えてよかった」と感謝の言葉を述べ、彼女らと別れます。
風太郎を見送った五つ子は
出典:五等分の花嫁
涙を流すのでした。
それから数カ月、それぞれの目標に向けて一直線に進む五つ子と風太郎たち。
ドラマのオーディションを受ける一花、調理師学校に合格した三玖と、彼女と同じ道を歩むことにした二乃、体育大学に合格した四葉、志望大学に合格した五月、受験に向かう風太郎。
五つ子たちは離れていても同じ空を見ているのでした。
第121話 五分の一の確率
出典:五等分の花嫁
時は戻り、五年後の現在。アメリカ旅行から帰ってきた一花を迎えに来た五月。
五年経って一花は人気女優に、五月は教師となっていました。そんな彼女らが向かっていたのは二乃と三玖のカフェでした。
久しぶりの再会で盛り上がる四人。そんな彼女らの元に少し遅れて四葉が合流。一花が持ってきた零奈の形見のピアスを空けて結婚式に臨むのでした。
式が終わり、披露宴に移る間の空き時間。風太郎は控室で四葉の色直しが終わるのを待っていました。
そんな彼の元に中野父がやってきます。中野父は「四葉は心から喜んでいるかい?」と単刀直入に尋ね、風太郎は「はい、僕も同じく」とはっきりと答えます。
そして、中野父の頼みでワインを開けるのでした。
中野父に身の上話をする風太郎。そんな様子を陰から見守る上杉父。
母親のこと、父親のこと、父親が二乃と三玖に貸した空き店舗のことを風太郎は話します。
そして、
出典:五等分の花嫁
と締めくくり、スタッフに呼ばれて控室を後にするのでした。
風太郎と入れ替わりで入ってきた上杉父。
ワインを飲む中野父を見て、「酒は祝い事でしか飲まないんじゃなかったか?」と絡みます。
それに中野父は、
出典:五等分の花嫁
と答えるのでした。
四葉がカーテンをかけると、
出典:五等分の花嫁
同じウェディングドレスを着た五つ子が。
そして、「五つ子ゲーム・ファイナル」を風太郎に挑むのでした。
最終話(第122話) 五等分の花嫁
出典:五等分の花嫁
「五つ子ゲーム・ファイナル」を挑まれた風太郎。「俺を舐めんな」と挑戦を受け、五つ子の一人を指さし、「お前が一花だ」と断言。
四葉だけを当てるものだと思っていた一花はびっくりした表情を見せますが、風太郎は構わず言いたいことを伝え、最後に
出典:五等分の花嫁
と言葉を送ります。
続いて指さしたのは、二乃。
高校生の頃の失恋をまだ引きずっているのか、涙を流す二乃に、
出典:五等分の花嫁
と彼女の想いにこたえられなかったことを詫びます。
次は三玖。
三玖は当てられたと同時に風太郎に抱き着き、「私…うまくやれてるかな…」と弱音を漏らします。
これに風太郎は
出典:五等分の花嫁
と彼女を励まします。
次は五月。
風太郎は自身満々に五月を見ますが、「私が四葉だけど…」と彼女は答えます。
その解答に冷や汗をかく風太郎ですが、彼女は髪をほどき、「私が五月でしたー」とネタ晴らし。
お返しとばかりに風太郎は、
出典:五等分の花嫁
と言いたいことを吐き出します。
これに五月も「あなたとは一生馬が合いそうにありません!」と昔の口調に戻っているのにも気づかずけんかとなってしまいました。
出典:五等分の花嫁
と締めくくった後、披露宴に移り、式は幕を下ろすのでした。
そんなとき、スタッフの人が忘れ物だと、四葉のリボンを持ってきてくれます。
しかし、四葉は「捨てておいてください」と受け取りませんでした。
「トレードマークだろ」と確認する風太郎。
それに「いいんだよ」
出典:五等分の花嫁
と答えるのでした。
下に降りた風太郎と四葉。そこには他の四人が待っており、「新婚旅行の行先を決めよう」と話し合いが始まりました。
その様子を見て、風太郎は五年前に卒業旅行の行先を決めていた時のことを思い出します。そして、その時と同じように、「五つ子ってめんどくせー」とつぶやくのでした。
最後に
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『五等分の花嫁』最終巻・14巻をネタバレ解説しました!!
ついに終わってしまいました…。
魅力的なヒロインたちに、引き込まれるストーリーと、やはり、何度読んでも素晴らしいマンガですね~。
ラブコメが好きな方はもちろん、苦手な方にも是非一度は読んでおいてほしい名作ですので、ほんの少しでも興味がわいた方は是が非でも下記のリンクより単行本をお買い求めください!!!
五等分の花嫁(14) (講談社コミックス) [ 春場 ねぎ ] 価格:528円 |
価格:462円 |
ちなみに僕はU-NEXTをおすすめしています。
U-NEXTなら、『五等分の花嫁』アニメ1期・2期をいくらでも視聴可能なほか、ポイントやコインを使用することで単行本を読むこともできます。
ぜひ、U-NEXTへの登録をご一考ください!
では!