.みなさまは、『アオのハコ』というマンガをご存じでしょうか。
出典：アオのハコ
『アオのハコ』は『先生、好きです。』を代表作とする三浦糀先生が週刊少年ジャンプで連載されている、ラブコメマンガです。
今回はそんな『アオのハコ』７巻をネタバレ解説します！！
＃５３ 良くやってるよ
出典：アオのハコ
練習中の大喜たちバド部。
大喜はメキメキと成長しており、同期はもちろん、先輩からの評価も上がっていました。しかし、当の大喜はまったく納得していないようで、そんな彼を見ていた針生は「成長を実感できない努力なんてしんどかろうに」とつぶやくのでした。
翌日、玄関で劇の準備をする大喜たち。しかし、雛だけは教室で劇の練習をしており、大喜はそんな彼女の元へ。
雛は「白雪姫」のクライマックスの白雪姫がキスで目覚めるシーンの、死の淵から蘇る時の表情に悩んでいました。
そんな彼女を「やっぱりすごいよな」と褒める大喜。
雛も「大喜だってそうでしょ」「大喜もホント良くやってるよ」と返答。照れ隠しに「って、みんなも言ってたよ！」と慌てて付け足します。
そうして、練習を始める二人。
大喜は台本を読んで、「キスしました」と場面の変換を促します。しかし、雛が動かず、「そういう演技？」と尋ねますが、雛は「ダメだ」
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と顔を真っ赤にして答えます。
そして、
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と続けるのでした。
＃５４ 水分補給
出典：アオのハコ
二人きりの教室で、「（キスを）ほんとに、する？」と雛に誘われた大喜。
しかし、彼は冷静に「しないよ」と一言。
これに雛は「わかってるよ！するって言われたほうがドン引きだわ！」と返答。加えて「ドキドキはしたでしょ？」
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と付け足して教室を後にします。
そして、教室には雛の誘惑に揺れる大喜が残されたのでした。
後日、針生と試合をする大喜。確かに大喜は上手くなっていましたが、針生との点差は以前より開いていました。
試合後、針生は大喜に「自信ないやつの羽根は、俺には効かんぞ」とアドバイスを送るのでした。
練習終了後、部室等で千夏と話す針生。
話の流れで大喜の話題になり、針生は大喜を「ストイックというより真面目」と評価し、「勝ちたいやつを目標にすると、出来ないことばっかに目が行って自分をほめられなくなる」「そんな水なしで砂漠を進むみたいなこと、しなくていいのに」「水分補給を忘れてる」と話します。
それに千夏は「諦めなくなかったら、足を動かし続けるしかない」「立ち止まるのが1番苦しいから」と返します。そして、「そんなに心配なら水分を差し入れてあげたらいいんじゃないかな」と針生にアドバイス。
そして、針生は体育館に戻るのでした。
そうして、佐知川高校との練習試合が始まりました。
＃５５ イノマタ君
出典：アオのハコ
ついに始まった佐知川高校との練習試合。大喜はインターハイ予選で負けた因縁の相手である遊佐君との試合に臨みます。
その試合を二階から見守る雛。
その向かいでは千夏と渚が大喜の試合を見ていました。そんなとき、ふと渚は千夏に「誕生日、あの子と一緒にいた？」と尋ねます。
その問いかけに固まる千夏。
なんでも、電話を切る時に一瞬声が聞こえたらしく、気になっていたようです。
その問いに千夏は「居候させてもらってるのが、大喜君の家なの」と秘密を暴露。
当然、渚は「バカなの！？」とツッコみ、「何かあったらどうするのよ！」とお説教。
それに千夏は「何かなんて…」と言い、少し間を開けてから
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と答えます。
その間について、「あった人の間なのよ」と心の中で突っ込む渚。そして、二人は大喜の試合に目を戻すのでした。
＃５６ 何様だよ
出典：アオのハコ
遊佐君と試合中の大喜。大喜はインターハイ予選よりかなりうまくなったとはいえ、当然遊佐君もレベルが上がっており、1セット目にして、かなり点差を付けられてしまいす。
そんななか、インターハイ出場を逃したことや、雛のことを思い出し、少しづつプレーが荒くなっていきます。
その様子を上から見ていた渚も気づきますが、千夏が「足が動くうちは大丈夫」と答えます。
遊佐君がマッチポイントに。大喜も負けじと食らいつきますが、千夏と自分の関係のことを思い出し、
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と自虐します。
そして、汗で床が滑り、第一セットを落とすのでした。
＃５７ 私は知ってる
出典：アオのハコ
第二セット序盤。２VS６でやはり大喜の劣勢。そんな試合を二階から見守る雛。
雛は本当に苦しそうな大喜を見て不安を抱いていました。
同じく二回から見守る千夏。
千夏は同棲を始める前の大喜のことを思い出しており、いつも朝練を頑張っていたのを見ていたからこそ、勝ちを確信しているような表情をしていました。
一方、大喜と試合をしている遊佐君は点を重ね、ラリーを重ねるたびに反応や羽根の速さが上がる大喜のことを「不気味」だと感じていました。
そして長いラリーの末、大喜は二セット目を取り返すことができたのでした。
＃５８ 右と左
出典：アオのハコ
三セット目中盤、１４VS１５で互角の勝負を繰り広げる大喜と遊佐君。
必死で食らいつく大喜に対し、新しいライバルが生まれた、と嬉しそうな顔をする遊佐君。
そして、二人よりも格上の針生ですら真剣なまなざしで見つめるラリーの応酬の末、ついに大喜が第三セットを取得。リベンジに成功したのです。
勝った瞬間、嬉しそうな顔で駆け出す雛。バド部員たちは歓声を上げ、大喜に駆け寄りました。
そして、試合後のあいさつをする大喜と遊佐君。
遊佐君は「俺まだ満足してないんだけど」と再戦の申し出をします。
当然大喜は「もうひと試合っ」と再戦を受けますが、針生が止め、二人は一休みすることになりました。
外の水道で顔を洗う大喜。アドレナリンが切れ、フラフラになっている彼の元に千夏が差し入れを持ってきます。
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と楽しそうに尋ねる千夏。
大喜は「じゃあ右で」と答え、千夏は右手に持っていたポカリを渡します。
そして、大喜の横に座って左手に持っていたポカリを飲み始めます。
「ちなみに左って」と尋ねる大喜に「これだよ」と自分のポカリを指す千夏。
大喜は「一緒じゃないですか」と笑いますが、千夏は
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と答えるのでした。
＃５９ してないですよ
出典：アオのハコ
遊佐君との試合が終わり、一休みする大喜に差し入れを持ってきた千夏。
二人でゆっくりしていると、軽音部が文化祭で練習している曲が聞こえてきました。
その曲を口ずさむ千夏。
大喜は「千夏先輩って意外と、歌苦手━━…」と言いかけますが、千夏に遮られます。
その後、「劇の方が順調？」と尋ねる千夏。話の流れで「キスって━━…」と言いかけますが、「してないですよ！！」と大喜は焦って返答します。
当然千夏は驚いた顔をし、「劇でどうするのかなって思ったんだけど…」と言葉を引き継ぎますが、大喜は「フリですよ！フリっ！！」と答えます。
そして他のバド部員に呼ばれたため、駆け足でその場を後に。
大喜の後ろ姿を何かを考えているような表情の千夏が見ているのでした。
練習試合が終わり、帰路に着く佐知川の面々。大喜は遊佐君が財布を忘れていることに気付き、届けに行きました。
そして、二人は改めて再会の約束をするのでした。
一方、片付けをする栄明バド部。そこには遊佐君に敗北し、機嫌を悪くした針生がいたのでした。
＃６０ 観に行こうよ
出典：アオのハコ
文化祭前日。クラスメイト達は最後の仕上げに取り掛かる一方、大喜はクラス委員として教師の無茶ぶりに答えながら右往左往していました。
教室に戻ってきた大喜。そんな彼を待っていたのは
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衣装を着た雛でした。
目を奪われる大喜。雛の友達のクラスメイトの女子に感想を求められ、「いいんじゃないでしょうか」と目をそらしながら答えます。
雛は「髪巻いたりしよーよ！」とすぐにその場を後にしてしまいます。
「にげなくても―」と着いて行く雛の友達。
しかし、雛の顔は
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真っ赤になっており、見せる方も限界だったのです。
そうして、その日は慌ただしく終わり、ついにやってきた文化祭当日。その早朝、大喜は体育館が使えないからとランニングに行きました。
そして、コースの途中の公園でバスケの練習をしている千夏に遭遇。前日の大喜の練習試合に触発されてやる気があふれていたようです。
少し話してから、この前（＃５９）練習していた軽音部のライブが１４時からあるらしく、
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と千夏は大喜を誘います。
一瞬戸惑うも、「行きます」と答える大喜。
そして、文化祭が始まるのでした。
＃６１ 予定あるんだ
出典：アオのハコ
ついに始まった文化祭。千夏との約束までの間、大喜は匡と出店を回っていました。
そんなとき、岸くん（大喜とインターハイ一回戦で当たった相手）とすれ違います。彼は千夏目当てに文化祭に来ており、大喜に「千夏さんのクラスまで案内しろ」と迫ります。
そんな醜い争いをしている彼らの元に
出典：アオのハコ
針生と花恋が現れます。
岸くんと花恋は知り合いだったようで、花恋に頼んで千夏のクラスに行くことに。
千夏のクラスのついた大喜たち。
そこで彼らが見たのは、
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メイド姿で接客する千夏でした。
席に着いた大喜たち。注文を聞きに千夏がやってきます。
そのときに花恋は14時から始まるファッションショーに行こうと千夏を誘います。
しかし、14時は大喜とライブに行く約束があったため、
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と断るのでした。
そして14時がやってきました。
一足先にライブ会場にやってきた大喜。開始時間になっても千夏が来なかったため、大喜は一人で中に入りました。
もしかしたら来ないんじゃないかと考え始めた大喜でしたが、そんな彼の元に
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千夏が少し遅れてやってきたのでした。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか！
今回は『アオのハコ』の７巻をネタバレ解説しました！！
大喜のリベンジに文化祭の開催と、てんこ盛りの第７巻。
文化祭から大喜と千夏の関係に進展はあるのでしょうか？雛に勝ち目はあるのか？
まだまだ必見ですね。
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