みなさまは、『アオのハコ』というマンガをご存じでしょうか。
出典:アオのハコ
『アオのハコ』は『先生、好きです。』を代表作とする三浦糀先生が週刊少年ジャンプで連載されている、ラブコメマンガです。
今回はそんな『アオのハコ』の3巻をネタバレ解説します!!
- #17 問題ないです
- #18 がんばれって言って
- #19 荷物お運びします
- #20 盗み聞き
- #21 一つちょうだい?
- #22 一本っ!
- #23 絶対入れる!
- #24 それがスポーツだろ
- #25 お疲れ様
- さいごに
#17 問題ないです
出典:アオのハコ
インターハイに向けて練習中の雛。ですが、彼女には様々な期待がのしかかっており、限界に近い状態でした。(練習中にも失敗をするようになっていました。)
ですが、彼女は大喜と千夏のことを考えて、大喜と距離を取ることにしていたため、さらに一人で抱え込んでしまうのでした。
翌日、雛は調子を戻し、失敗なく練習を終えました。ですが、男子生徒とぶつかってしまい、その際、足首を痛めてしまいます。
そして、のしかかっていたプレッシャーが爆発し、パニックになりかけるも、そこに
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大喜が現れます。
彼は雛を保健室に連れて行こうとしますが、彼女は大喜と千夏の関係を気にして、それを拒否。
ですが、大喜に「今は自分のこと一番に考えていいんだぞ。」と言われたことで、彼の力を借りて保健室に行くことに。
この時、雛は自分の大喜に対する気持ちに対し、
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と思うも、彼に抱いた恋心に気付きかけてしまうのでした。
#18 がんばれって言って
出典:アオのハコ
足をくじいてしまい、大喜に連れられて保健室にやってきた雛。
保険の先生に診てもらいますが、幸いにもアザができているだけで、特に異常はありませんでした。
そして、大喜は痛みが引くまで彼女の悩みを聞くことに。
雛は愚痴を洗いざらい吐いた後、「勝てない人がいる」と続けます。それは千夏のことであり、彼女への羨望を口にします。そして、「逃げたくなる」と告げるも、大喜は雛を「逃げる自分を許せないタイプ」と評価するのでした。
その後、先生に言われたことで体育館に戻ることに。
その途中、雛は大喜に「がんばれって、言ってくれない?」と頼みます。
なので、大喜は「がんばれ」と彼女を励まし、雛は
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満面の笑みを浮かべるのでした。
数日後、新体操のインターハイ県予選が行われ、雛は無事一位通過できました。
その放課後、自宅にて大喜は千夏に雛の話を振られていました。千夏は雛をすごいと素直に評価し、それを聞いた大喜は
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と嬉しそうに答えます。
そして、二人は各々の部屋に戻ることに。
そんな大喜を見た千夏は、大喜と雛がお似合いだと感じ、一方自分が邪魔者だとも感じていました。
ですが、「バスケの為だから」と同居人でいることを徹底することにするのでした。
#19 荷物お運びします
出典:アオのハコ
インターハイの個人戦に向けて針生と練習をする大喜。大喜は幾度となく彼に負けていましたが、まだやる気でした。ですが、針生に「負けるのが癖になる」と言われたことで、その日は打ち止めとなるのでした。(これは針生自身の体験から来る言葉のようです。)
そして、大喜は帰路に着きますが、その途中千夏と遭遇します。大喜は千夏の荷物が重そうだと思ったので「荷物、持ちますよ!」と声をかけることに。
ですが、千夏は以前大喜が「同じ家帰るの恥ずかしい」と言っていたため、拒否します。
なので大喜はテイク2と称し、「家の方向が偶然同じの後輩」のていで再度話しかけ、「荷物お運びしますね!」と荷物を持つことに成功。
そのままの流れで、大喜は「住み心地はどうですか?」と尋ねます。
それに千夏は
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と答えるのでした。
その後、大喜は千夏を神社に連れて行くことに。
そして彼は「俺と千夏先輩がインターハイに行けますように」とお祈りをするのでした。
#20 盗み聞き
出典:アオのハコ
今日は千夏たち、女子バスケ部のインターハイ県予選。彼女らはあっさりと勝ち進み、翌日に駒を進めます。
その後、帰り支度をしていた千夏とチームメイトの渚は、去年決勝で敗退した籠原学園のミーティングを耳にします。
そこでは、栄明(千夏たちの高校)の試合を見た籠原の一人が千夏を「期待外れ」と評価していました。
一方、大喜は針生と練習中。ですが負け越しており、針生に「いいアップになった」と言われる始末。
そんな時、千夏たちが帰ってきます。ですが、彼女は勝ったはずなのにあまり嬉しそうな表情をしていませんでした。
その後、大喜は偶然、女子バスケ部の人が、籠原に侮辱された千夏のことを話しているのを盗み聞きしてしまいます。
そんな大喜の元に千夏本人がやってきます。
大喜は千夏に「気にすることない」と伝えるも、彼女はそれを拒否し
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と返答。
そんな千夏を見て、大喜は何かを決心するのでした。
翌日、大喜はいつものように針生と試合をするも、ついに一ゲームを先取することができたのでした。
#21 一つちょうだい?
出典:アオのハコ
針生と試合をする大喜。渾身のショットを放つも、針生に返されてしまい、点を取られます。
そして、完全にスイッチの入った二人はその後もラリーを繰り広げますが、下校の時間が来てしまい、試合は打ち止めに。
なので、針生は「(シングルスで)俺とあたるまで負けんなよ。」と言い残してその場を去っていきます。
一方大喜は、針生との試合結果を見て「インターハイに行けるかもしれない」と淡い期待を寄せるのでした。
その日の下校中、大喜は匡に「インターハイいけたら、告白すんの?」と聞かれます。ですが、大喜は「フラれたら千夏が自分の家に居づらくなる。自分の気持ちを押し付けることはしたくない。」と答えます。
その後、コンビニで先生に好きなものを奢ってもらっている針生たちに遭遇した二人。せっかくなので二人も奢ってもらい、コンビニを出ますが、そこには練習終わりの新体操部と女子バスケ部がいました。(当然、千夏と雛もいます。)
そして、大喜は雛に奢ってもらった唐揚げを一つ取られ、
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と言われます。
その後、千夏に話しかけますが、彼女は先生のお金が無くなってしまい、奢ってもらえませんでした。
なので大喜に
出典:アオのハコ
とおねだり。
そして、大喜の唐揚げをおいしそうにほおばります。
その後、唐揚げをおねだりした理由として「蝶野さんが羨ましかった」と答えます。
これに大喜は「唐揚げをもらったことが羨ましかったのか」それとも「大喜からもらったことが羨ましかったのか」と疑問に思うのでした。
#22 一本っ!
出典:アオのハコ
今日は大喜のインターハイシングルス予選初日兼、千夏のインターハイ県予選二日目。
大喜は朝からラジオ体操をしていました。そんな彼の元に千夏が現れ、一緒にラジオ体操をします。
この時、大喜は「明日(千夏のインターハイ決勝)が終わったら質問をしたい」と頼みます。(前話の「蝶野さんが羨ましい」の真意についてです。)
千夏はこれを承諾し、代わりに大喜に「バド部の応援の掛け声とかあるの?」と質問をします。
これに大喜は「一本とか?」と答えます。
これを聞いた千夏は
出典:アオのハコ
と彼を応援するのでした。
そして舞台は大喜の試合会場へ。彼は針生と県内最強のプレーヤーであり、針生が負け越している兵藤
↑ 兵藤
出典:アオのハコ
の試合を見に行きます。
彼の試合を見ながら針生は、彼を「すべての能力がカンストしてる」と評価します。
実際、その試合を見ている他の選手たちはお手上げ状態でした。しかし、大喜だけは目を輝かせながら、自分ならどうしてるかを考えながら見ていました。
そして、針生とウォームアップしに行くのでした。
その後、大喜はトイレに行っていたのですが、ベンチで眠っていた遊佐
↑ 遊佐
出典:アオのハコ
の財布を拾い、渡します。
ですが、その遊佐は大喜を「親切な人はバドに向かない」と評価しており、その背中には佐知川(兵藤のいる高校で県内最強の高校)の文字があるのでした。
#23 絶対入れる!
出典:アオのハコ
大喜と針生は兵藤のペアと試合中。しかし、倍近い点差を付けられ、かなりの劣勢でした。
ですが、その試合を見ていた遊佐は「点差ほど差はない」と評価します。(大喜・針生ペアに決定打が欠けているだけで、内容自体は悪くなかったからです。)
そして、大喜がスマッシュを放つも、アウト。それで第一ゲームを落としてしまいます。
ですが、針生に励まされ、第二ゲームに挑むのでした。
その後、試合は終了し、舞台は大喜の自宅へ。
千夏は無事決勝に進出し、帰宅します。
その頃にはすでに大喜は帰ってきており、結果は敗北。
千夏が彼の元に向かうも、大喜は爆睡していました。ですが、手元のノートには「スマッシュを絶対いれる!!」と書かれていました。
それを見て、千夏は彼を「後ろ向きになる人じゃない」と評価するのでした。
その後、大喜は起床しますが、彼のノートには
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と書き足されていました。
時は経ち、大喜はシングルス一回戦に挑みます。
気合十分で試合に挑む大喜でしたが、その相手は遊佐で、あっさりと敗北してしまうのでした。
#24 それがスポーツだろ
出典:アオのハコ
シングルス一回戦にて、遊佐にあっさりと敗北した大喜。
そんな時、雛が差し入れを持って応援にやってきます。ですが、意気消沈している大喜を見て、声をかけられずにいました。
なので、大喜の方から話しかけます。差し入れを受け取り、ゆっくりと話をしますが、大喜は自身を「(インターハイを目指すことは)自分のこと見えてなかったってことなのかもな」と評価。
ですが、雛は彼を「前だけ向いて頑張るところが大喜のいいところじゃん」と評するのでした。
一方、試合はシングルス決勝で、針生対兵藤。
針生は兵藤相手に健闘するも、敗北。インターハイに二位通過で出場することになりました。
その後、大喜は帰宅しますが、そこには決勝に勝ち、インターハイ出場を決め
出典:アオのハコ
嬉しそうな笑顔を見せる千夏が。
大喜はそんな千夏を見て嬉しく思いますが、同時に自分と比較し
出典:アオのハコ
と走りに行くのでした。
#25 お疲れ様
出典:アオのハコ
期末試験一週間前となり、絶望している大喜と雛。(二人とも赤点ギリギリの成績のようです。)
ですが、大喜は部活となれば話は別のようで、インターハイに向けて練習量を増やしている千夏たち女子バスケ部を見て、練習に勤しむことに。
そんな大喜を見て、雛は匡に「(自分を千夏と比べて)落ち込んでるよね」と尋ねます。
「あんまり話せてないらしい」と答える匡。
それを聞いた雛は少し落ち込んだような様子で「そっか。」と答えます。
そんな様子を見た匡は「ここ(大喜と恋敵である千夏との仲が悪くなっていること)で喜べるようなやつではないんだよな」と彼女を評価するのでした。
その後、その日の練習が終わり、バド部は一人一つずつ、目標を壁に貼っていました。(毎年恒例のようです。)
そこに大喜は「スマッシュの精度を上げる」と書くのでした。
数日後、試験が無事終了し、打ち上げに行こうという話になりますが大喜はすぐに帰宅。
帰宅した直後、ベッドに倒れこみます。
どうやら熱があるようで、嫌なことばかり思い出してしまいます。
そんな時、千夏が現れ、「お疲れ様」と声をかけるのでした。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『アオのハコ』の3巻をネタバレ解説しました!!
個人的に、(ここではカットしましたが)#24での大喜のチームメイトが言った「努力したからでは評価されない。それがスポーツだろ。」という言葉が凄く印象に残りました。
僕もスポーツ経験者だからでしょうか。どれだけ頑張っても、負けるときはあっさりと負けるもので、勝負の厳しさを思い出させてくれる言葉だと感じました。
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