※この記事はネタバレを含みます。ご覧になる際はご注意ください。
みなさまは『五等分の花嫁』という作品をご存じでしょうか。
出典:五等分の花嫁
『五等分の花嫁』は『煉獄のカルマ』を代表作とする春場ねぎ先生が週刊少年マガジンで連載していたラブコメマンガです。
今回はそんな『五等分の花嫁』のヒロインの一人、四葉の解説を行います!!
プロフィール
出典:五等分の花嫁
中野家の五つ子の四女
頭のリボンがトレードマーク
五つ子の中で最も活発で、頼まれると断れない性格
姉妹の中で最も成績が悪いが、最も運動ができる
四葉ってどんな子?
頼まれると断れないお人好し
出典:五等分の花嫁
四葉は非常にお人好しな性格で、頼みごとをされると基本的には断れません。
ですが、自分のキャパシティを理解しておらず、仕事や依頼を極限までため込んでしまい、キャパオーバーをしてしまうことがしばしばあります。
(作中では、2回ほど限界を超えてしまい、姉妹や友達に助けてもらっています。)
彼女がこのような性格なのは、「自分よりも他人に幸せになってほしい」という思いが強いからです。
ある事情があってこのような考え方をするようになったのですが、主人公・風太郎や姉妹と接するうちに少しずつ考え方が変わっていきます。(それでも、頑張りすぎてしまうことはありました。)
この「頑張り屋さん」は彼女のいいところでもあり、悪いところでもあります。
なんだかんだいっても他人のために頑張れる四葉が好き。
超一途
出典:五等分の花嫁
四葉はめちゃくちゃ一途です。
というのも、この作品では、多くのヒロインが風太郎に恋心を持ちますが、実は一番最初に風太郎に恋心を抱いたのは四葉です。片思いの期間は6年以上にもなります。
しかも、そのうち5年は風太郎と再会できるかもわかりませんでした。
また、風太郎と再会してからも上記の考え方が邪魔をしてなかなか風太郎に告白できずにいました。ついには姉妹に風太郎を譲ることにするほどです。
切ない。
ですが、最後まで風太郎への想いは変わりませんでした。
おそらく、この「一途」が四葉を推す人の一番の理由ではないでしょうか。
子供っぽい
出典:五等分の花嫁
四葉はめちゃくちゃ素直です。
なので嘘をつくのがめちゃくちゃ下手だし、めちゃくちゃ嘘に引っ掛かります。(長女・一花や風太郎に遊ばれることが多いです。)
また、体力オバケで運動神経がよく、元気に走り回っているイメージが強いです。
(部活を掛け持ちしても全国大会に出場するほどです。)
このように子供っぽいところが多いのも、彼女の魅力の一つです。
幼稚園児を見ているような感じ。
つい、にこにこしてしまいます。
動向(ネタバレ注意!!)
出会い~林間学校(単行本1巻~4巻)
出典:五等分の花嫁
風太郎と出会ったのは風太郎のいる高校に転校してきた翌日の食堂です。
次の見せ場は風太郎の初の家庭教師の日です。
ここでは、風太郎に対し、五つ子の中で唯一、最初から協力的に接しています。
(五つ子は極度の勉強嫌いで、序盤は大半が風太郎の授業をまともに受けませんでした。)
次の花火大会編と1学期中間試験編では、あまり見せ場はないので言及しません。
次は林間学校編です。
ここでは、まず三女・三玖の(まっくろこげの)コロッケを食べすぎたせいで腹痛を起こしてしまった風太郎を看病します。
その際、最初から風太郎の味方をしていた理由を「好きだから。」だと伝えます。(そのあとすぐに「嘘」とごまかしていますが。)
「嘘」のときのいたずらっぽい笑顔がめっちゃかわいいです。
好き。
そして、林間学校が始まります。
まず、2日目の肝試しにて、怖がらせ役の風太郎を手伝っています。
3日目では風太郎が高熱でダウン。
その原因が「風太郎に林間学校を楽しんでもらおうと、無理に連れ回した自分にある。」と責任を感じています。(風太郎は林間学校の前に、妹から移っており、四葉のせいではありません。)
ですが、五女・五月に「無駄ではなかった。」と励まされ、ダウンしている風太郎の下を訪れます。
そして、同じく風太郎の下を訪れていた姉妹と共に彼のお見舞いをします。
期末試験~修学旅行(単行本5巻~10巻)
出典:五等分の花嫁
次はある休日にて、四葉は風太郎と出かけることになり、四葉の案内で高級レストランやスパ、映画館といったスポットを訪れます。
ですが、ここで訪れた場所は「姉妹が好きな場所」であり、「四葉の好きな場所」ではなかったことから、「お前が欲しいものはなんだ。」と聞かれ、「私の好きなものは何でしょうか。」と答えます。
このときの笑顔から何とも言えない切なさを感じますね。
そして、最後に四葉一推しの公園を訪れます。
そこで、ブランコに乗っていて、ある出来事で風太郎が大笑いをします。
それを見て、上述の「お前の欲しいものは何だ。」という問いに対し、「欲しいものはもう貰いました。」と返答するのでした。
次は、2学期期末試験編です。
期末試験の数週間前から、四葉は陸上部の助っ人をしていました。
ですが、四葉が人を頼れず抱え込んでしまう性格であることや、陸上部の部長が四葉の事情を何も考慮しないことが原因で限界を超えてしまいます。
そして、次の大会に参加して、陸上部とは縁を切ることになるのでした。
次は3学期期末試験編です。
ここでは、四葉の口から、五つ子が転校してきた理由が「四葉が前の高校で落第し、それにみんなが付いてきたから。」であることが明かされます。
ですが、風太郎が四葉の国語を見て、新たな勉強法として、「それぞれの得意教科をそれぞれに教える」ことを提案。
それによって「いままで姉妹の足を引っ張るだけだった自分が姉妹の手を引く立場になれる」と意気込みます。
そして、その甲斐あって姉妹全員が全教科赤点回避を達成するのでした。
次は温泉旅行編です。
ここでは、ある事情から姉妹全員が五月の変装をしていますが、嘘が下手な四葉は真っ先に風太郎に見破られます。
その後、自分と次女・二乃との恋愛観の違いに悩む一花を「我慢せず、したいことをしてほしい。」と言葉をかけます。
そして、次の日、温泉旅館をチェックアウトする際、旅館近くの恋愛成就の鐘にて、五月に変装をして風太郎にキスをするのでした。
次は3年生1学期です。
ここでは、まずクラスの学級長に立候補し、もう一人の学級長として、風太郎を推薦します。
(理由はこれまで学校行事に積極的に参加していなかったため、認知度が低い風太郎が凄い人だというのを、クラスのみんなに知ってほしかったからです。)
ですが、これが裏目に出て、「四葉と風太郎が付き合っている。」という噂が広まり始めたため、風太郎にその話をします。
その話を風太郎としていた時の「風太郎がどんな恋をしても応援する(意訳)」という言葉は、すべてを知ってからもう一度見ると、とても健気に感じます。
うーん、切ない。
その後、噂をしていた女子にきっぱりと「ありえない」と答えます。
次は修学旅行編です。
ここではまず、修学旅行の前の買い物にて、「5年前に京都で出会った女の子」が風太郎の初恋の相手であることを知ります。
そして、修学旅行へ。
ここでは、まず、1日目にて、稲荷伏見神社を観光していた際、ある事情から、この修学旅行で「三玖が風太郎に告白しようとしている」ことを風太郎にばらしてしまいます。(悪いのは一花で、四葉には何の非もありません。)
その後、逃げてしまった三玖を探すため、風太郎とバスに乗り、「みんなが幸せになる方法はないのか」と尋ねます。
それに対し、風太郎は「誰かの幸せで誰かが不幸になるのは珍しくない」「すべてを得るなんておこがましい」と答えます。
なかなか現実味のあるお話……。
次は3日目です。
ここでは姉妹みんなで三玖が風太郎に告白する手伝いをします。
その後、修学旅行から帰ってきた後、上述の「6年前に京都で出会った女の子」は四葉であることが明かされます。
過去編~最終話(単行本11巻~14巻)
出典:五等分の花嫁
次は過去編です。
ここでは、まず小6の頃、京都に修学旅行に行った際、盗撮の冤罪をかけられていた風太郎を助けます。
その後、2人で夜になるまで遊び、「勉強して、お金を稼ぎ、家族に楽をさせてあげよう」と約束をします。
(風太郎は現在もですが、当時は五つ子も貧乏な生活をしていました。)
この日から、四葉は「自分は他の4人とは違う」ことを分かりやすくするため、現在のようにリボンをつけ始めます。
(この頃から、四葉は承認欲求が高まっていきます。)
この時、母に「大切なのは5人でいること」だと告げられますが、四葉はどこ吹く風でした。
そして、中学校に進学。
最初の頃は風太郎との約束通り、勉強を頑張り、姉妹を引っ張っていく存在になりますが、次第に姉妹に追い抜かされるようになります。
そして、高校に進学。
高校では、運動部をいくつも掛け持ちし、陸上でインターハイに出場するほどの成績を修めます。
(この時の四葉は壇上に立っている自分とそうでない4人を比較し、優越感に浸るように。)
ですが、その結果勉強がおろそかになり、姉妹の中で四葉だけが落第になってしまいます。
しかし、転校するのは四葉だけのはずでしたが、姉妹全員が付いてきて、みんなで転校することになります。
そして、風太郎のいる高校に転校することになるのです。
この時に、上述の「大事なのは5人でいること」の意味を理解し、自分のためでなくみんなのために生きることを決意します。
その後、風太郎と再会を果たします。
ですが、約束してからずっと勉強を頑張っていた風太郎と自分を比較し、とても6年前のことを口に出せませんでした。
その後、風太郎が6年前のことを覚えていたことを知りますが、姉妹の恋愛を優先し、自分のことを伝えませんでした。
1人でブランコに乗りながら風太郎への愛を口にするシーンはとても切ないです。
めっちゃ泣けます。
次は文化祭編です。
いつものように持ち前の体力を活かして、たくさんの仕事を引き受けた四葉。
その後、風太郎が姉妹全員をある教室に集め、「文化祭最終日までに誰を選ぶのか決める」ことを伝えます。
ここまではよかったのですが、2日目で限界を迎え、倒れてしまいます。
これを受けて、「迷惑をかけた」「何もできていない」と思っていましたが、四葉の代わりを買って出たのはこれまで彼女が助けてきた人たちでした。
ここから、これまで四葉がやってきた人助けは無意味ではなかったことを実感します。
その後、最終日にて四葉の分まで仕事をし、疲れて階段に座って眠っていた風太郎にキスをし、これまで抱いていた風太郎への想いを断ち切ります。
う~~ん、切ない。それしか言えない。
その後、最終日が終わり、五つ子はそれぞれの教室に分かれ、風太郎を待ちます。
そして、四葉は彼に選ばれます。
四葉は「自分よりもいい人がいる」と一度逃げ出しますが、風太郎には嘘が付けず、「好きです。」と伝えます。
その後、四葉は姉妹に自分と風太郎の関係について話をつけます。
まずは三玖。
この時の四葉は風太郎と付き合うことを悩んでおり、三玖はそれに怒っていることを伝えます。
それを受け止め、三玖と話したことで、吹っ切れ、風太郎と付き合う決心をします。
次は二乃。
二乃は風太郎と四葉が付き合うことをかたくなに認めようとしませんでした。
なので、二乃とは「いつまでも競い合う存在」だから「いつか、自分と風太郎の関係を認めさせる。」と宣言します。
(一花は風太郎から彼の考えを、五月はこの話を盗み聞きして四葉の考えを聞いています。)
その後、風太郎と二人でデートをします。
ここでは、以前風太郎と四葉が訪れた公園にて、プロポーズされ、それを受け入れます。
このときの四葉の笑顔は一生忘れません。
(・∀・)ニヤニヤ
その後は、五年後です。
五年後は風太郎と共に東京で暮らしています。
そして、結婚式を執り行い、姉妹それぞれに自分の想いを伝えます。
そうして式が終わり、姉妹みんなで新婚旅行の行先を相談しながら物語は幕を閉じます。
さいごに
以上、いかがでしょうか!
今回は『五等分の花嫁』のヒロインの一人、四葉の解説を行いました!
四葉はところどころで見せ場が多く、非常に長い記事となってしまいました。
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