※この記事はネタバレを含みます。ご覧になる際はご注意ください。
みなさまは『五等分の花嫁』という作品をご存じでしょうか。
出典:五等分の花嫁
『五等分の花嫁』は『煉獄のカルマ』を代表作とする春場ねぎ先生が週刊少年マガジンで連載していたラブコメマンガです。
今回はそんな『五等分の花嫁』のヒロインの一人、三玖の解説を行います!
プロフィール
出典:五等分の花嫁
中野家の五つ子の三女
長い髪と首のヘッドフォンがトレードマーク
おとなしく、ミステリアスな少女
味音痴で料理が苦手
三玖ってどんな子?
戦国武将好きの歴女
出典:五等分の花嫁
三玖は戦国武将についてなら、学年一位の主人公・風太郎を上回る知識を持つほど戦国武将好きです。
ですが、彼女はここにコンプレックスを持っています。
というのも、他のみんなは今どきのアイドルや俳優が好きなのに、自分は「髭のおじさん」が好きなのが変だと思っているからです。
風太郎はここに勉強をさせる隙があると考え、三玖のコンプレックスを克服させます。
図書室での「責任取ってよね」が三玖推し誕生の瞬間です。
どうしようもなくかわいいです。
ここが、三玖と風太郎の原点であり三玖が彼に恋心を抱く理由でもあります。
風太郎に対してだけは表情が豊かになる
出典:五等分の花嫁
三玖は基本的に表所が乏しく、常に眠そうな目をしています。
ですが、風太郎と話すときや、風太郎が姉妹以外の他の女子と話しているときは表情が豊かになります。
その中でも特にかわいいのがぷく顔です。
五つ子はみんな多かれ少なかれ、このぷく顔を披露しているのですが、三玖がダントツで多いです。(理由は様々ですが、原因は風太郎であることがほとんどです。)
三玖は怒ったときや気に入らないことがあったときにこの顔をしますが、「本気で怒っている」というより「拗ねている」ということが大方で、とてもかわいいです。
ぷにぷにしたい。かわいい。
また、風太郎の前では笑顔が非常に多くなります。
(というか、風太郎か姉妹以外の前では笑顔を見せることはほぼありません。)
たまに見せるこの笑顔もぷく顔に負けず劣らず非常にかわいいです。
三玖推しが最も多い理由の一つでしょう。
自分を変える努力ができる
出典:五等分の花嫁
三玖は物語序盤は自分に自信がありませんでした。(自分が嫌いと言っても過言ではないかもしれません。)
ですが、物語が進むにつれて彼女は自分に自信を持つようになります。
原因はいろいろありますが、一番の理由は「自分を変えようとする意志がある」ことです。
というのも、彼女は「風太郎に好きになってもらえる女の子」になるためにものすごい速度で変わっていきます。(長女・一花が焦りを感じるほど。)
中でも、最も変化が顕著なのは、料理の腕です。
序盤は全くと言っていいほど料理ができなかったのに、物語が終わるころには喫茶店を経営できるほどに上達します。
また、もとは引っ込み思案な性格だったのですが、風太郎と関わっていくにつれてどんどん自分の意思をはっきりと示すようになっていくのです。
1巻と最終巻の彼女を見比べると感慨深いものがあります。
このように、三玖は五つ子の中で、最も変化が大きいキャラクターです。
作品を通じて彼女の成長を感じ取ることができるのも三玖の魅力の一つだと思います。
活躍(ネタバレ注意!!)
出会い~林間学校(単行本1巻~4巻)
出典:五等分の花嫁
風太郎との出会いは、五つ子が風太郎のいる高校に転校してきた翌日の下校時です。
初対面から風太郎に厳しい言葉を浴びせます。
(不審な行動をしていた風太郎が悪いと思いますが……。)
その数日後、風太郎が三玖に勉強を教えるため戦国武将しりとりを行います。
これまで、三玖は自分が姉妹で一番の落ちこぼれだと思っていました。
ですが、風太郎がこの時に「5人それぞれにできることがある。」と、彼女の個性を認めたことで、彼に惹かれていきます。
上記画像はこの作品初のデレシーンです。
三玖たんマジ天使。
ここからしばらくこれといった出番がなく、次は林間学校編です。
まず、林間学校に行く前に、一花に頼まれて、彼女に変装し、クラスの男子からの告白を受けます。
この際、三玖が前々から持っていた「なぜ好きな人と付き合うのか」という疑問を解決するのです。
そして、林間学校へ。
ここでは、スキーで風太郎や姉妹とおにごっこをしていた際、追い詰められて風太郎と共にかまくらに隠ることに。
鬼の四女・四葉にハンデをもらうという提案を風太郎にすると、彼はそれを否定し「平等じゃなく、公平に行こうぜ」と伝えます。
これによって、これまでのような「姉妹はみんな同じ条件でなければならない」という考えを捨て、「自分は自分で良い」という考えを持つようになるのです。
(このあたりから彼女はものすごい早さで変わっていきます。)
このときの三玖の笑顔は我々読者もにやけてしまいます。
かわいい。
その後、高熱でダウンした風太郎を姉妹みんなで看病します。
期末試験~修学旅行(単行本5巻~10巻)
出典:五等分の花嫁
一花と共に林間学校にて、高熱でダウンし、入院していた風太郎のお見舞いに来ています。
次は2学期期末試験前の勉強会です。
ここでは、ある事情から家出した次女・二乃の下を訪れます。
そして、いつまでも姉妹一緒にこだわる二乃に対し、「一人一人違う経験をして一人前になろう」とアドバイスを送り、彼女に家に戻る決意をさせます。
期末試験終了後、姉妹のマンションに立ち入り禁止となった風太郎の授業を受け続けるため、一花の提案を採用しボロアパートに引っ越します。
ここからしばらく見せ場がなく、次は3学期期末試験編です。
ここでは、風太郎にバレンタインチョコをプレゼントするために、二乃にチョコの作り方を教わります。
その後、一花に「この試験で姉妹の中で一番の成績をとって赤点を回避したら風太郎に告白する」と告げます。
(一花と三玖は林間学校あたりから風太郎をめぐってバチバチ?です。)
詳細は一花の記事をご覧ください。
ですが、赤点回避はしたものの、姉妹1位は一花でした。
次は温泉旅行です。
ここではまず、風太郎に(五月に変装して)「この関係(教師と生徒の関係)に終止符を打とう」と提案します。
その後、風太郎に呼び出され、自分の目の前にいる、五月の変装をしている五つ子は誰かを当てるゲームをすることに。
(このような出題者の五つ子が誰かを当てるゲームを作中では「五つ子ゲーム」と呼びます。)
そして、変装を見破られた彼女は「自分を見つけてもらえた」ことがうれしく、風太郎に飛びつきます。
そして、上述の提案を撤回。ここで、上記の提案をしたのは「教師と生徒の関係を終わらせることで、これまで以上に踏み込んだ関係にしたかったから」であり、撤回した理由は「関係は変わらなくてもすべてが変わらないわけではないから」であることが暗示されるのでした。
上記画像の笑顔はこの時のものですが、めっっっちゃかわいいです。
次は3年生1学期です。
ここでは、まず、一花が家出先のアパートの家賃を五等分することを決定します。
なので、二乃と共に風太郎のバイト先のケーキ屋に応募するのですが、合格したのは二乃だけでした。
なので三玖はその向かいのパン屋でバイトを始めます。
(このあたりから三玖が本格的に料理に力を入れ始めます。)
次は修学旅行編です。
ここではまず、修学旅行の自由昼食で風太郎に自身の作ったパンを食べてもらうためにパン作りの練習に勤しみます。
そして、修学旅行へ。
まず、三玖の告白を止めるため、彼女の変装をして風太郎に接触しようとしていた一花を発見し、深く傷ついてしまいます。
一花がなぜこんなことをしたのかは、彼女の記事をご覧ください!
ですが、二乃に「自分に自信を持て」と励まされたことで立ち直ります。
次の日のコース選択の際、当日になって一花とコースを交換します。(一花は風太郎がEコースを選ぶことを知っており、最初はEを選んでいたのですが、三玖への罪滅ぼしのためにコースを交換したのです。)
その結果、(姉妹の援護もあって)風太郎と二人でコースを回ることに。
そして、作ってきたパンを風太郎に食べてもらいます。
その後、風太郎に告白しますが、まだ勝ち目がないことが分かっていたため、ごまかします。
次々と自分の好きなものを指差していき、最後に風太郎を指さして「好き」というシーンは激アツです。
(・∀・)ニヤニヤ
過去編~最終話(単行本11巻~14巻)
出典:五等分の花嫁
修学旅行編以降はしばらく見せ場がなく、次は3年生2学期です。
ここでは言及していませんが、プール回の二乃と三玖がかわいすぎます。
ここでは、女優業が本格化してきたため、学校をやめることにした一花を風太郎と共に引き留め、休学としました。
次は文化祭編です。(この章は三玖の成長が最も実感できる章です。)
ここでは、まず文化祭の出し物をめぐって男子のたこ焼き派と女子のパンケーキ派にクラスが二分します。
その後、休日に風太郎と水族館に行った際、大学ではなく料理の専門学校に進学するつもりであることを風太郎に伝えます。
そして、文化祭が開催。
まず、風太郎がある教室に五つ子を集め、「文化祭最終日までに誰を選ぶのか決める。」と伝えます。
その後、文化祭2日目にて、二分したクラスを一つにするべく、男女のリーダーに話をつけます。
いままで、自分の意思を伝えることが苦手だった三玖がこの時は、大声を出して自分の想いを彼らに伝えるのです。
成長したなぁ~。(しみじみ)
男女のリーダーと話がつき、風太郎と二人きりになった後、彼に覆いかぶさり、キスをします。
その後、最終日にて、五つ子はそれぞれの教室に分かれ、風太郎が来るのを待つことに。
文化祭が終わり、数日たったのち、四葉と話をします。
ここでは、「他の姉妹を差し置いて自分が風太郎と付き合っていいのか」と悩んでいる四葉に対し、「絶対に背中を押さない。」と言い、四葉に決心させる足がかりを作ります。
その後は5年後です。
5年後は二乃と共に喫茶店を営んでいます。
結婚式では、風太郎に「自分を信じろ」「昔からできるやつだ」と言葉をかけられます。
そして、結婚式が終わり、新婚旅行の行先を姉妹みんなで相談し、物語は幕を下ろします。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『五等分の花嫁』のヒロインの一人、三玖の解説を行いました!
三玖は五つ子の中で変化が一番大きいキャラクターなので、この記事を書いていてとても楽しかったです。
僕は二乃推しですが、危うく三玖推しになるところでした。
この記事を読んで「『五等分の花嫁』を読んでみたい。」「興味がわいた」という方がいらっしゃいましたら下記のリンクより単行本をお買い求めください。
五等分の花嫁 キャラクターブック 三玖 (KCデラックス) [ 春場 ねぎ ] 価格:770円 |
五等分の花嫁 キャラクターブック 三玖【電子書籍】[ 春場ねぎ ] 価格:770円 |
ちなみに僕はU-NEXTをおすすめしております。
U-NEXTなら、『五等分の花嫁』のアニメ1期・2期をいくらでも視聴可能なほか、ポイントを使用することで単行本を読むこともできます。
ぜひ、U-NEXTへの登録をご一考ください。
では!