みなさまは『血界戦線』をご存じでしょうか。
出典:血界戦線1巻
『血界戦線』は、『トライガン』の内藤泰弘先生がジャンプスクエアにて連載している、SFアクションマンガです。
今回は、この『血界戦線』の魅力を3つに絞ってご紹介したいと思います。
基本情報
作品名:血界戦線
作者:内藤泰弘
巻数:全10巻
休刊後、続編血界戦線 Back 2 BackをジャンプSQ.CROWNにて連載を再開し、ジャンプSQ.RISEに移籍。
既刊9巻
あらすじ:かつてニューヨーク言われた街は、異界と人界とが交差して一晩で変わり果て、これにより異界ならではの超常日常・超常犯罪が飛び交う「地球上で最も剣呑な緊張地帯」となった街、「ヘルサレムズ・ロット」が構築される。
半年前の事件で異界のものに遭遇し、妹が自ら差し出した彼女の視力によって救われた少年、レオナルド・ウォッチ。妹を救うすべを求めてヘルサレムズ・ロットを再訪した彼は、「秘密結社ライブラ」の新人と間違われたことをきっかけとして、魔神による無差別襲撃事件に巻き込まれる。異界のものから与えられた「神々の義眼」の力で事件を解決し、正式に「ライブラ」の一員に迎えられた彼は、クラウスらとともに様々な事件(あるいは異界ならではの日常)へと挑んでいくのだった。
出典:Wikipedia
こんな感じです。
では、わたくしの思う『血界戦線』の魅力をどうぞ。
魅力1:独特すぎる世界観
出典:血界戦線
『血界戦線』は、今のニューヨークが「大崩落」という災害で異界と交わり、再構成された街、「ヘルサレムズ・ロッド」を舞台としています。
この街では、想像もできない超常現象や、普通なら大事件となるような事件が日常的に起こっています。
カツアゲ感覚で臓器売買してたり、住んでいたアパートが高級ホテルになるからって一晩で追い出されたり。
そして、この「ヘルサレムズ・ロッド」が『血界戦線』の世界観の根底を担っています。
というのも、この作品のカオスな感じを最も表しているのは、この街の住民だからです。
この街の住民たちは異常に慣れすぎています。
分かりやすいのが
出典:血界戦線
こちら。
目の前で人が真っ二つになっているのに大笑いしてるって頭おかしいですよね。
こんな人しかいない、異常が日常の街を舞台としているので、『血界戦線』特有の世界観を表現できているのです。
また、異界のオーバーテクノロジーが絡むことでシュールな笑いを生み出しています。
例えば、
出典:血界戦線 Back 2 Back
こちら。
普通のマンガでこんなのあったらトラウマものですよね。だってアタッシュケースに入った生首が話しかけてくるんですよ?しかも「協力してくれ」って。
これがギャグとして成立してしまうのが『血界戦線』なのです。
魅力2:頭を空っぽにして楽しめる
出典:血界戦線
『血界戦線』は長編のない作品です。
某高校生探偵が薬で小さくなっちゃった探偵マンガみたいな感じね。
なので小難しい物語の背景やキャラクターたちの思惑を理解したりする必要がありません。
また、戦闘能力の設定も非常にシンプルなものが多いので、アクションシーンがスピーディーかつ単純に進んでいきます。
(頭脳戦もありません。)
さらに、シンプルゆえに、考察要素や伏線がほとんどありません。
こう見れば、マンガ初心者におすすめのマンガに思えますが、僕はそうは思いません。
というのも、上述の通り、世界観がおかしいので、マンガ初心者には刺激が少し強いと思います。
なので、「小難しい設定に慣れたマンガ上級者が、休憩のために読むマンガ」というイメージでいいのかな、と僕は思います。
魅力3:OPとEDが神曲
基本的にこのブログでは、原作のマンガの話をしており、アニメの話はしないようにしています。ですが、この『血界戦線』でだけは言わせてください。
オープニングとエンディングが神!
というのも、
この『血界戦線』のOP「Hello,world!」を手掛けているのは代表曲に「天体観測」「ray」などがある BUNP OF CHICKENです。
この曲の歌詞、リズムがOP映像と合わさって、テンションの上がるとてもかっこいいOPとなっております。
さらに、エンディングも素晴らしいものとなっております。
みなさまは「シュガーソングとビターステップ」という曲をご存じありませんか?
そう! リズムが心地よく、妙に耳に残るあの曲です。一時期流行りましたよね。
この「シュガーソングとビターステップ」は『血界戦線』のエンディングとして起用されていた曲なのです!
この曲にEDの映像が加わり、『血界戦線』らしい、元気たっぷりのEDとなっております!
ここでは、1期のOP・EDしかご紹介していませんが、2期OP「fake town baby」、ED「ステップアップLOVE」もこの作品らしい楽曲となっておりますので、ぜひ、ご拝聴ください。
OPとEDが両方神曲ってなかなかないですよね?(僕は数えきれないくらいアニメを観てきましたが、OPとED両方ともテンションが上がるというのはほぼありません。)
もしかするとOPやEDは飛ばしてしまう、という方や、OPは見るけどEDは飛ばしてしまう、という方がいらっしゃるかもしれません。
よければこの機会にOPからEDまでアニメを楽しんでみませんか?
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『血界戦線』の魅力についてお話しました!
僕なりに頑張ったつもりではありますが、この『血界戦線』を言語化しきるのは正直、不可能です。
なので、ぜひ本編をお読みください。
僕に言えるのはこれだけです。
もし、この記事を読んで、「『血界戦線』に興味がわいた」「『血界戦線』を読んでみたい」という方がいらっしゃいましたら、下記のリンクより単行本をお買い求めください。
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では!