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【ハイキュー!!】黒尾鉄朗を徹底解説!!身長や卒業後の進路は?活躍や名言も紹介!!

※この記事はネタバレを含みます。ご覧になる際はご注意ください。

みなさまはハイキュー!!というマンガをご存じでしょうか。

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出典:ハイキュー!!

ハイキュー!!古舘春一先生が週刊少年ジャンプで連載していた、スポーツマンガです。

 

そんな『ハイキュー!!』には、煽り上手のオールラウンダーがいます。

それこそが、この記事で取り上げる黒尾鉄朗という選手です。

というわけで、今回は音駒のキャプテン、黒尾鉄朗を紹介します。

 

このブログのほかの『ハイキュー!!』の記事は、こちらのリンクからどうぞ!

candygum.hatenablog.com

 

 

プロフィール

出典:ハイキュー!!

身長:187.7㎝(高校三年 四月)

体重:75.3㎏(高校三年 四月)

所属:音駒高校バレーボール部(東京)→日本バレーボール協会 競技普及事業部

ポジション:ミドルブロッカー

好物:サンマの塩焼き

最近の悩み:寝癖が取れない

ステータス

パワー 3 バネ 2 スタミナ 3 頭脳 5 テクニック 4 スピード 4

(追加ステータスなし)

CV:中村悠一(代表作:『マーベル・シネマティック・ユニバースキャプテンアメリカ/スティーブ・ロジャース、『呪術廻戦』五条悟など)

 

 

人間関係

音駒高校バレーボール

三人しかいない音駒高校バレー部の三年生なだけあり、全レギュラーメンバーから信頼されています。

同じ三年生の夜久とは同じ時間を過ごしてきた親友としてお互いに接しており、後輩のレギュラーメンバーである二年の福永山本からは頼れるキャプテンとして、クロからは手がかかるがかわいい後輩として、それぞれ接しています。

また、音駒のセッターである二年の研磨とは幼馴染であり、他のメンバー以上に深い絆で結ばれています。
実は研磨にバレーを始めさせたのはクロであり、運動が嫌いな研磨を運動の道に引きずり込んだことを少し後悔していました。しかし、春高にて研磨に「バレーを教えてくれてありがとう」と感謝されたことで、涙を流す描写もありました。

レギュラーであり、同じポジションであるリエーフとは、師弟関係にあり、リエーフからは尊敬できるし、親しくもできる先輩として、クロからは将来有望な教えがいのある後輩として、それぞれ接しています。

 

他校バレー部

烏野高校ミドルブロッカーである月島とはリエーフと同じく師弟関係にあり、ブロックやミドルブロッカーの役目を練習を通して伝えた仲で、月島をからかって遊んでいます。(リエーフと違い、クロが月島から学ぶこともあり、作中では「互いが互いの師」という表現がされています。)
一方、月島からは技術を教えてもらった師匠として感謝されるものの、その胡散臭さから尊敬はされておらず、面倒くさがられています。(嫌われているわけではありません。)

また、月島と同じ烏野ミドルブロッカー日向からは一緒に練習をした仲のいい先輩として慕われています。

さらに、烏野の主将の大地さんや梟谷学園の主将、木兎ぼくととは一緒にいる描写が多く、二人からは胡散臭く思われている一方で憎めないやつだと思われており、クロも二人とは仲良くしています。
特に大地さんとは、古い因縁のある高校の主将同士ということもあって、一緒にいる描写が特に多いです。

戸美のへび学園の主将である大将とは昔からの犬猿の仲で、顔を合わせるたびに喧嘩するほど仲が悪いです。しかし、戸美の高い守備力やブロックを利用した器用な攻撃などは素直に評価しており、戸美の悪口を言っていたモブを黙らせていました。

 

 

性格

クロは笑顔を見せたと思ったら振り返るとその笑顔は消えているようなつかみどころのない性格をしており、胡散臭く思われることが多いです。

実際、弟子である月島や一緒に練習した日向に「なんでライバルの自分たちを教えるのか」と聞かれたときに「僕が親切なのはいつものことです。」と答えると冷たい視線を送られていました。

また、木兎から「煽り上手の黒尾さん」と呼ばれるくらい煽ったりからかったりするのが得意で、日常生活はもちろん、試合中にもそれは発揮され、相手をイラつかせています。(ちなみにバレーボールでは、相手を直接煽るのはあまりいいことではありませんが、間接的に煽るのはプロでもやる立派な戦術です。)

しかし、今でこそこんな性格ですが、小学生の頃は、作中屈指の陰キャの研磨が「自分より人見知り」というほどの人見知りでした。そんな彼でしたが、バレーに向き合ううちに今の性格になりました。

 

 

プレースタイル

上述したようにクロはミドルブロッカーであり、高い身長と研磨との長年のコンビネーションを活かした攻撃と長年の経験で磨いた「必ず触るブロック」といったミドルブロッカー本来の役割に加え、強力なジャンプサーブミドルブロッカーとは思えないほど卓越したレシーブと、何でもできるオールラウンダーです。
みなさんが思い描くブロックというのは、相手のスパイクを相手のコートに叩き落すものが大半でしょう。しかし、クロのブロックは点を取ることが目的ではなく、「触ってスパイクの威力を弱め、反撃しやすくすること」が目的なのです。(止められるときはきっちり止めています。)
このブロックは作中で、「最も相手スパイカーを不快にするブロッカー」と評価されています。

しかし、特筆すべきはミドルブロッカーとは思えない高いレシーブ力です。ミドルブロッカーは後衛に回るとリベロと交代するため、日向や月島のようにレシーブが苦手な選手が多いです。
しかし、クロは「守りの音駒」の主将を務めているだけあり、そこらのリベロと変わらないどころか、音駒の控えリベロである芝山をも凌ぐ高レベルなレシーブを披露しています。

これに加え、強力なコンビネーション攻撃やサーブも得意で、ここまで何でもできる選手は作中でもクロくらいなものです。

 

 

活躍

初登場はゴールデンウィーク合宿です。

まず、主将同士の社交辞令で大地さんと握手をしたのですが、そのときお互いに「あ、こいつ食えないやつだ」と思っていました。
試合中は研磨との熟練のコンビネーションを披露し、音駒の勝利に貢献。
また、試合終了後、再度大地さんと社交辞令の握手をしていましたが、この際、お互いに張り付けたような営業スマイルをしており、夜久さんと烏野セッターのスガさんに「怖い!怖いから!!」とツッコまれていました。

続いては夏休み合同合宿です。

ここでは、昼間の練習試合のほかに、夕食前の自主練習として、日向、月島、リエーフ、木兎、梟谷セッターの赤葦あかあしとの六人で3対3の模擬試合をよく行っており、ここで後輩で同じポジションの日向、月島、リエーフにブロックのコツやブロッカーのいる意味などを伝えました。
ここでの練習は月島や日向の成長に大きな影響を与え、特に月島はここでクロに教わったことが今後のプレースタイルの根幹となっています。

続いては、春高東京都予選です。

まずは準決勝にて、梟谷と対戦。

強烈なサービスエースを決めたり、エースである木兎を止めたりと大活躍でしたが、木兎が絶好調だったことと、赤葦のトス回しで惜しくも敗北してしまいます。

その後、三位決定戦にて戸美学園と対戦。

戸美の高い守備力や会場の空気を巻き込む戦術、音駒の弱点を執拗に狙う作戦に苦戦する中、音駒のリベロである夜久さんが足首をねんざし、途中退場してしまいます。
代わりのリベロとして芝山が入ることになりますが、芝山には役不足で「穴」として狙われてしまいます。
そこで、本来なら後衛に回って芝山と交代するところを、交代なしでコートにい続けることに。(リベロと交代するかどうかは交代の度に選ぶことができます。)
後衛では、ミドルブロッカーとは思えないほどのレシーブ力を見せつけつつ、攻撃にも参加。前衛ではミドルブロッカー本来の役割であるクイック攻撃や高度なブロックで試合を有利に運びます。
しかし、試合の最終盤で爪を負傷し、血を止めるために一時芝山と交代します。
そして、芝山とリエーフの活躍により、無事勝利し、音駒高校は開催地枠代表として全国大会に出場するのでした。

次は、春高二回戦、石川県代表早流川さるかわ工業との試合です。

早流川工業の固い守備と音駒の「セッターの身体能力がそこまで高くない」という弱点を突いた作戦に苦戦を強いられるも、研磨がそれを見抜き、逆にそれを利用したことで無事勝利。

そして、三回戦。因縁深い烏野高校との一戦。

音駒のリベロである夜久さんや、クロのブロックを中心に烏野の猛攻を何とかしのぎつつ、研磨の作戦で最も厄介な日向を封じることで試合を有利に運びます。
その最中、月島をあおったり、彼にわざと張り合ったりと、クロらしい行動を見せますが、「月島のおかげで自分のネチネチブロックが間違ってなかった」ことが証明されたため、感謝の意を表してもいました。
一方、月島もあおりにムカつくと同時に、クロのブロックはもちろん、レシーブやサーブなどを、この大舞台で見て改めて「勝てない」と悔しそうな表情を浮かべていました。
しかし、烏野が研磨の作戦に対応し始めたことや、攻撃のごり押しにじりじりと押し負け、惜しくも三回戦敗退となってしまいます。

その試合終了直後、研磨に「バレー教えてくれてありがとう」と感謝されたことで驚いた表情を見せていました。

続いては、高校卒業後です。

ブラックジャッカルVSアドラーズの終了後、試合後のファンサービス中の日向の元を訪れます。日本バレーボール協会の競技普及事業部に就職した自身の名刺を渡して大人になった感を出しつつ、youtuberとなった研磨の動画に一緒に出ないかと誘うなど、高校生の頃の様な茶目っ気も出していました。
(実際、ブラックジャッカルの佐久早や侑には「あの人に騙されて気づいたら借金1000万円みたいな感じがする」といわれていました。)

その後、連載終了後の読み切りではオールスターを集めたエキシビションマッチを実現すべく、イタリアにいる影山や、ブラジルにいる日向、アルゼンチンにいる及川など、文字通り世界中を飛び回って、候補選手に直接会いに行き、アポを取るために悪戦苦闘している様子が描かれました。

 

 

名言

1:勝ち残んなきゃ意味ねえよ

出典:ハイキュー!!

梟谷グループ夏の合同合宿にて、インターハイ予選の結果を烏野主将・澤村に聞かれたときの一言。

音駒はチーム数の多い東京でベスト8という快挙だったのですが、クロは慢心することなくこの言葉を口にしました。

彼のストイックさがうかがえますね。

 

2:リードブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に最後にわらうブロックだ

出典:ハイキュー!!

春高宮城予選決勝・白鳥沢戦にて、烏野ミドルブロッカー・月島の回想での一言。

月島やクロのブロックは「リードブロック」といい、トスがどこに上がるのか見てから飛ぶブロックです。

このブロックは囮に引っ掛かりにくい分反応が少し遅れる、という欠点があり、自分から点を取りに行くブロックではありません。

しかし、クロは(決して目立つわけではない)自身のプレースタイルに誇りを持っており、勝ちに必要だと信じているのがうかがえる言葉です。

 

3:たまにも主将にもカッコイイ仕事させてちょうだいよ

出典:ハイキュー!!

春高東京予選三位決定戦・戸美学園戦での一言。

この試合は負ければ三年は引退する、という重要な試合なのですが、そんな場面で音駒のリベロ・夜久がねんざで一時離脱してしまいます。

絶大な信頼を持つ夜久が抜けたことで、チームみんなが浮足立ってしまいましたが、クロのこの一言で崩れることなく、試合を運ぶことが出来ました。

 

4:チームワークがハマる瞬間ってのは多分お前が思ってるよりずっと気持ちいいぞ

出典:ハイキュー!!

同じく春高東京予選三位決定戦・戸美学園戦での一言。

クロの後輩であり、同じポジションであるリエーフはチームワークの大切さをよく理解していませんでした。

そんな彼に送ったのがこの言葉です。

後にリエーフはこの言葉の意味を実感することになるのですが、めちゃくちゃかっこいいので一読の価値ありです。

 

5:良かった間違ってなかったって思ったんだよね

出典:ハイキュー!!

春高三回戦・烏野戦での一言。

実は自分のプレースタイルは「正しい」のか少し不安に思っていたクロ。

しかし、教え子の月島やリエーフが「春高」という大舞台で活躍していることから、心の底から自信を持つことが出来ました。

 

 

さいごに

以上、いかがでしたでしょうか!

今回は、音駒のキャプテン、黒尾鉄朗を紹介しました!

 

めちゃくちゃ胡散臭いキャラですが、茶目っ気溢れる人物でもあるクロ。

そんな彼の魅力は、ここでは紹介しきれないほどまだまだありますので、ぜひ、下記のリンクから単行本をお買い求めください!

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では!