モックのコミックブログ

やりたい解説、考察をやりたいようにしてます。

モックのコミックブログ

【マンガ感想】ヒロインがとにかくかわいい!!『エクソシストを堕とせない』の魅力・個人的感想をご紹介します!!

※この記事には若干のネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

みなさまはエクソシストを堕とせない』というマンガをご存じでしょうか?

出典:エクソシストを堕とせない

エクソシストを堕とせない』は有馬あるま先生を原作とし、フカヤマますく先生が作画を担当するラブコメ・バトルマンガです。

 

今回はそんなエクソシストを堕とせない』の魅力をご紹介します!!

 

基本情報

作品名:エクソシストを堕とせない

作者:原作ー有馬あるま 作画ーフカヤマますく

ジャンル:バトル・ラブコメ

掲載アプリ:ジャンプ+

巻数:既刊一巻

あらすじ:魔王サタンを倒すために最強のエクソシストとして、劣悪な環境で育てられた神父の少年は、心に深い傷を負いながら各地に蔓延る悪魔と戦い続けていた。やがて訪れる一人の少女との出会いをきっかけに、少年はこれまで抱くこともなかった温かな感情に触れて――…。これは、聖戦の中で芽生える恋と希望の物語。

出典:エクソシストを堕とせない

 

 

主要登場人物

神父

エクソシストを堕とせない_公式 (@exorcistboy_PR) / Twitter

出典:エクソシストを堕とせない

本作の主人公

最強のエクソシストであり、人類で唯一魔王を倒すことのできる存在

修道院にてかなりかたよった教育を受けたため、恋や娯楽を一切知らずに育った

 

愛月イムリ

出典:エクソシストを堕とせない

本作のヒロイン

日本とイギリスのハーフの画家で、愛をモチーフにした絵を描くのが得意

魔王サタンに狙われてしまい、神父が護衛に着くことになる

 

 

魅力1:魅力的な登場人物たち

出典:エクソシストを堕とせない

このマンガの一番の見どころはなんといっても、敵味方関係なく、みんな魅力的なキャラ造形でしょう。

まずは、本作のヒロイン・イムリ

彼女は本当にかわいらしい女性です。

神父君の手料理をおいしそうに頬張ったり、彼と笑い合ったり、彼の男らしい一面に乙女の顔を見せたりと、ひとつひとつの動作が本当にかわいいです。特に新しい女性キャラが登場してからはイムリが嫉妬する描写が増え、読者の心臓をますます射抜きまくっています。

しかもスタイル抜群で、まさに世の男性を惚れさせるべく生まれた存在といっても過言ではないでしょう。

また、彼女は非常に肝の据わった人物でもあります。その据わりっぷりは尋常ではなく、強欲の魔王マモンに対し「話が長い!」とツッコミを入れて地獄ゲヘナへ送り返したり、神父君の前で全裸にされても「くだらね」と一蹴するほどです。

続いて、主人公である神父君。彼もまた、非常に面白い人物です。

上述した通り、彼は人類最強のエクソシストであり、魔王クラスに唯一対抗できる人類なのですが、そんな彼の趣味は家事料理。しかも料理の腕はプロ並みでイムリのリクエストにも難なく答えられます。

しかし、そんな神父君も本気で怒れば、普段は絶対に見せない鬼の形相で敵に反撃します。

そんなギャップが彼の大きな魅力であり、このマンガにハマる要因の一つではないかと思います。

主役となる彼らだけではなく、敵もかなり魅力的です。

上述したマモンは戦いに強いこだわりを持つ人物で、後述する神父君との戦いの中でその考え方が十二分に表現されており、「マモンが好き」という読者もかなり多かったです。

このように、登場するすべての人物に魅力があるのが、このマンガの大きな魅力の一つです。

 

 

魅力2:先の見えない展開

出典:エクソシストを堕とせない

このマンガはとにかく先が読めません

例えば、上の項目でイムリの人物像を話しましたが、彼女の正体は

出典:エクソシストを堕とせない

サキュバスの原種「リリン」であり、サタンの命を受けて神父君を惚れさせるために現世へやってきたのです。

この事実が明かされたのは原作第二話と、かなり序盤なのですが、この話は(イムリ初登場回ということもあって)とにかくイムリがかわいすぎたため、コメント欄では現実を受け入れられない読者たちが阿鼻叫喚でした(笑)。

これには僕も驚きましたね。こんなにかわいい子が敵って…。まっ、かわいいからいっか!

しかし、彼女が神父君に心動かされている描写が多いため、「堕ちるのはイムリでは?」ともっぱらの噂です。

また、上記画像で神父君が戦っているマモンは、登場時は「カリスマ性のある悪役」という感じでしたが、退場間際には(最初のボスということもあって)「ライバルキャラ」感溢れるキャラになっていました。

「ライバルキャラ」的立ち位置なら、必ず再登場しますし、それが望まれる声も多くありました。そんな彼は地獄ゲヘナに戻ってからとんでもない目に合ってしまい、再登場が絶望的になってしまっています。

また、第二章では本章のボスとなる嫉妬の魔王リヴァイアサンが神父君やイムリの住む家に転がり込んでくるという、これまた予想の斜め上の展開となっています。

当記事執筆時点では、ここで物語が止まっているため、続きが非常に楽しみです。

また、このマンガには伏線も多く張られているため、イムリの件も含めてその回収も楽しみなところです。

 

 

魅力3:激アツのバトルシーン

出典:エクソシストを堕とせない

神父君とイムリの掛け合いも非常に面白いのですが、なんといってもバトルシーンが激アツです。

序盤は相手が雑魚悪魔だったので、神父君が無双して「神父君強えー!!」でしたが、マモンとの戦いは手に汗握りました。

マモンは人類最強の神父君と互角に渡り合えるほどの実力者で、最後にはお互いに力を使い果たし、能力なしの殴り合いで決着するほど実力は拮抗していました。

七つの大罪を司る魔王に勝っちゃう神父君がおかしい説はあるけど。

この激アツのバトルシーンは原作者の有馬先生のバトルの流れの書き方によるものが大きいです。

マモン戦では、神父君とマモンのタイマンで、上述したようにお互いに力を使い果たして能力なしの殴り合いとなります。ですが、神父君は怒りに身を任せてしまい、自分の信条を忘れた戦い方をしてしまいます。しかし、イムリの一言で正気を取り戻し、スッキリとした幕切れとなります。

ここで注目すべきはイムリの活躍です。

というのも、戦闘力のない(弱い)ヒロインは足手纏いになりがちで、読者からの不満を買うことが多いのです。

NARUTOのサクラとか、BLEACHの織姫とか、ヒロアカのお茶子とか。

しかし、このマンガでは戦闘力のないヒロインを(直接ではないにしろ)戦いで活躍させています。

しかも、この戦いにおいては、このまま決着すると神父君に大きな影を落としてしまう可能性が非常に高かったため、イムリの活躍が非常に大きいです。

戦闘力のないヒロインを戦闘で活躍させるという、岸本先生や久保先生といったレジェンドですらできなかった無理難題をいとも簡単にやってしまっているのです。

このような視点からマモン戦を見てみると、かなり面白いと思いますので、良ければどうぞ。

 

 

魅力4:グロテスクな世界観なのに、それを感じさせない作画

出典:エクソシストを堕とせない

上記画像は色欲の魔王アスモデウスと戦った際、彼女の誘惑に負けないよう、自身の眼球をえぐって正気を取り戻した、という場面です。

このように、このマンガは聖書を元にしているところがあるため、少し世界観がグロテスクでもあります。

元となる神話にはエグい話も多いですからねえ…。

ここまでとは言いませんが、バトルのたびにこのような描写があります。こういうのが得意な人はへっちゃらかもしれませんが、そうでない人には少しきついかもしれません。

じゃあ、グロ無理な人にはバトルシーンが読めないのかって?

もちろん、そんな方でもバトルシーンを思う存分楽しめます!!

上述したように、体が欠損したり、多くの血が流れたりすることは否定できません。

しかし、それをイイ感じにゆるくしてくれるのが、フカヤマ先生の作画です。

先生の作画は全体的に丸っこく、かわいい感じの作画であるため、かなりグロさが緩和されています。

バトルに迫力がないって言ってるわけじゃないからね!!わかるよね!?ね!?

とはいえ、グロいものはグロいので、「どうしても無理!」という方にはおすすめできませんが、「ちょっとだけなら…。」という方にはぜひおすすめしたいですね。

 

 

さいごに

以上、いかがでしたでしょうか!

今回はエクソシストを堕とせない』の魅力をご紹介しました!

 

集英社公式アプリの「ジャンプ+」にて、隔週水曜日に更新されている本作。名作が多く、最激戦の水曜日で1,2の人気を争う本作は第一話、最新話などを無料で読めますので、ぜひご覧ください!!

shonenjumpplus.com

 

もし、この記事を読んで「『エクソシストを堕とせない』に興味がわいた、読んでみたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ、下記のリンクより単行本をお買い求めください!!

エクソシストを堕とせない 1 (ジャンプコミックス) [ フカヤマ ますく ]

価格:528円
(2022/5/19 11:09時点)

エクソシストを堕とせない 1【電子書籍】[ 有馬あるま ]

価格:502円
(2022/5/19 11:10時点)

 

では!!