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【ランキング考察】最強の眼TOP10を個人的にランク付け!!写輪眼や緋の眼、ギアスも!?

※この記事はネタバレを含みます。ご覧になる際はご注意ください。

みなさまは「特殊な能力を持った眼」というとどんなものを思い浮かべますか?『NARUTO』の写輪眼、『幽遊白書』の邪眼などいろいろあるでしょう。どれもかっこよく、厨二心をくすぐられますよね?

今回はそんなたくさんの「眼の能力」を個人的にランク付けし、「最強の眼」TOP10を決定します!!

このランキングは僕が作中のデータだけを見て独断と偏見で作ったものだからくれぐれも鵜吞みにしないように! 
また、この考察は「眼の能力を持つ者」ではなく、「眼の能力」そのものにフォーカスを当ててランク付けしています。
使い手によって能力の質が変わるとややこしいからね!

 

 

10位 ギアス(コードギアスシリーズ)

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©SUNRISE/PROJECT Z-GEASS Character Design ©2006-2021 CLAMP・ST

所持者:ルルーシュ・ヴィ・ブリタリア、シャルル・ジ・ブリタリア、ロロ・ランぺルージなど

第十位は『コードギアス』に登場するギアスがランクイン。

ギアスは「コード」(不老不死の力)を持つ者と取引をすることで発言する能力で、紫色の瞳に不死鳥のシンボルが浮かぶのが特徴です。

発言する能力は所有者によってさまざまですが、人に対して発動する能力はすべて精神干渉系であり、物理的にダメージを与える能力は存在しません。

また、使用条件も目を合わせるだけ、発動するだけなど、ゆるいものが多いわりに強制力が高くコスパのいい能力と言えると思います。(例えば、主人公・ルルーシュは「絶対遵守のギアス」を持っており、その能力は目を合わせたものを一度だけ何でも言うことを聞かせられる、というものです。)

このように非常に強力な眼ですが、ギアスを持つ者の素質によって能力が大きく左右される、という不安定さがあります。また、力を使いすぎるとギアスのオンオフが効かなくなり、常にギアスが発動した状態となってしまいます。(ルルーシュの場合は、常に目が合わせた者が自分の言うことを聞いてしまう、といった具合です。)

当たりの能力ならば非常に強力ですが、外れを引くと目も当てられなくなってしまう不安定さからこの順位としました。

 

9位 緋の眼(HUNTER×HUNTER

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出典:HUNTER×HUNTER

所持者:クラピカ

第九位は『HUNTER×HUNTER』より緋の眼です。

緋の眼とは作中に登場する「クルタ族」という一族が持つ眼で、普段はとび色をしていますが、怒りなどの激しい負の感情を抱くと、赤く輝くのが特徴です。

この能力は自身の念能力の全系統を100%まで引き上げるというものです。(少なくともクラピカはそうですが、情報が少ないため、全員がそうかは分かりません。ですが、緋の眼になると戦闘力が底上げされるのは間違いありません。)

では、まずは「念能力」から説明しましょう。

「念能力」とは、『HUNTER×HUNTER』における特殊能力のことで、六つの系統に分かれています。そして、一人につき一系統、得意な系統があり、それを100%まで使うことができます。さらにその次に得意な系統を80%、その次を50%使える、という風に扱えるのです。

そして、緋の眼はその六系統をすべて100%扱える、というわけです。

これは一対一では無類の強さを誇り、実際、所持者であるクラピカは作中無敗です。(クラピカはさらにルールをつけることで自身の能力を底上げしていますが。)

謎が多いうえに、クラピカが個人的にさまざまなルールを課して能力を底上げしており、緋の眼そのものの能力が曖昧なため、この順位としました。

 

8位 直死の魔眼TYPE-MOON作品)

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©奈須きのこ講談社アニプレックス・ノーツ・ufortable ©奈須きのこ星海社アニプレックス講談社・ノーツ・ufortable

所持者:遠野志貴両儀式

第八位は『空の境界』より直死の魔眼です。

直視の魔眼は魔眼(TYPE-MOON作品に登場する、視界内のものに魔術をかける眼)のなかでも最上級とされる眼で、「死」を視覚情報(線や点)としてとらえるという能力があります。そして、その線や点を切ると対象の物体を確実に殺す(破壊する)ことができます。ここでいう「死」とは「生命活動の終了」ではなく「いつかくる終わり」という「概念」であるため、生物以外にも有効です。

要するに、寿命がある(いずれ壊れるもの)ならどんなものでも殺すことができるわけです。

また、所持者によって性能が変化することも特徴です。例えば志貴の場合は上述のように生物以外にも有効ですが、生物の線や点を見ようとすると脳に多大な負担がかかります。一方、式の場合は非生物を切っても脳に負担がかからず、未来すらも切ることができます。

ですが、この眼には大きなデメリットがあります。

それは所持者全員が自殺しかねなかったほどのおぞましい光景を見ることです。というのも、人間は普段知っているつもりでもさまざまな「死」から目を背けています。それらをすべて、常に直視することになり、世界の脆さや不安定さを常に体感することになるからです。(実際、式は開眼直後に両目をつぶそうとし、志貴は精神を病む一歩手前まで来ていました。)このほかにも、どうやっても殺せない(壊せない)ものには効果がない、死の線や点に物理的に干渉する必要があるため攻撃が当たらなければ意味がないといった欠点もあります。

このように、能力自体は強力でも欠点が大きすぎるためこの順位としました。

 

7位 アンサートーカー(金色のガッシュベル

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出典:金色のガッシュベル

所持者:高嶺清磨、デュフォー

第七位は『金色のガッシュベル』よりアンサートーカーです。

アンサートーカーは波紋の様な模様が特徴の眼です。

その能力は、どんな状況や疑問、謎でも瞬時に解決することができることです。具体的には初めて見たり聞いたりする言葉や文字でも完璧に理解・読み書きができる初めて見る機械でもマニュアルなしで完璧に使いこなせる最短で強くなるための方法が具体的にわかる敵の弱点が分かる、など多岐にわたります。

万能に見えるこの眼ですが、もちろん欠点もいくつかあります。

まずは「答え」には限界があることです。どんな手段を使っても現状を打破できない場合は、正解が出ず詰みとなってしまいます。(本人の体力・身体能力的に不可能な場合など)さらに相手がとる行動そのものは分かっても、その動機は分かりません。また、不安定な能力でもあり一歩間違えれば消失しかねない危険性も孕んでいます。

とはいえやはり最善の結果を常に選べる、というのはとても魅力的であるため、この順位としました。

 

6位 神々の義眼(血界戦線

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出典:血界戦線

所持者:レオナルド・ウォッチ、Dr.ガミモツ

第六位は『血界戦線』より神々の義眼がランクイン。

神々の義眼は神界の眼科医・リガ=エル=メヌヒュトと取引をすることで手に入れることのできる眼で、精密な幾何学模様の入った真っ青な色が特徴です。

能力は超高速の動きを見切る動体視力世界を書き換えるレベルの幻術すら見切る解析力遠隔透視他人の視界を操作する視界操作生物の残留思念の色を識別・追跡視覚神経をトレースして別の場所にある脳を発見存在していない多次元レーダー網を見破るなど「視る」ことや「視力」に関することなら何でもできます。

このため、「眼球の王」や「眼球王」とも呼ばれています。

こんな便利な能力を持つ眼ですが、負荷をかけすぎると眼球自体が発熱し、眼球にひびが入るという欠点があります。(自己修復効果あり。)

「視力」に関することなら何でもできるというチート能力を持つ眼がこの順位に落ち着いたのは、ここまでが直接的な攻撃能力ではなかったのに対し、これ以降は直接攻撃ができ(あるいは物理的ダメージを与えられる)、必殺の威力を持つ技を放つことができるものばかりだからです。

 

5位 飢餓の魔眼(Re:ゼロから始める異世界生活

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©長月達平株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

所持者:ダフネ

ダフネの眼はまだ描かれてないみたい!ごめんね!

第五位は『Re:ゼロから始める異世界生活』より飢餓の魔眼です。

飢餓の魔眼は暴食の魔女・ダフネの権能(常人の眼には見えない特殊な力)であり、彼女の左目に宿っています。

その能力は、名前の通り目を合わせた者に強烈な「飢餓感」を植え付けることです。この飢餓感はすさまじいもので、主人公・スバルは目を合わせた瞬間痛みとしか思えないほどの空腹と、自らの指を無意識に食いちぎるほどの圧倒的な飢餓感を味わっています。

とくにデメリットもなく扱えるほか、目を合わせただけで戦闘不能とできる、というのはかなり魅力的ですが、対象が一人となってしまうのがどうしても後述の眼に見劣りしてしまうため、この順位としました。

 

4位 輪廻眼(NARUTO

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出典:NARUTO

所持者:うちはマダラ、大筒木かぐや、大筒木ハゴロモ

第四位には『NARUTO』より輪廻眼がランクインです。

輪廻眼は上述した写輪眼の完成形で、写輪眼の開眼者が大筒木インドラと大筒木アシュラのチャクラ(術を使うためのエネルギー)を合わせることで開眼できます。薄い紫色の眼球に波紋の様な模様が入っているのが特徴です。

特筆すべき能力は「六道の術」という六つの特殊能力を得ることができることです。この「六道の術」はめちゃくちゃ強く、たった一つの術を一回発動させただけでで木の葉の里(ナルトが住む隠れ里)を崩壊させるほどの威力を持つ「天道」や、忍術を吸収する「餓鬼道」、記憶を抜き取り、即死させる「修羅道」などを使えます。それだけではなく、死者をも蘇らせることもでき、死者を蘇生させる「外道・輪廻天生の術」を使うこともできます。

めちゃくちゃ強いのですが、前身となる写輪眼との併用ができない点(性能的に切り替える必要はないとは思いますが)、後述する万華鏡写輪眼のほうがチートな能力が多い(カカシやオビトの神威とか)点、輪廻眼の能力は誰が使っても固定である点などを考慮し、第三位としました。

マダラは六道の術を全く使ってないしね。(輪墓・辺獄は六道の術でありません。マダラの固有瞳術です。)

 

3位 万華鏡写輪眼NARUTO

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出典:NARUTO

所持者:うちはサスケうちはイタチ、うちはマダラなど

第三位はまた『NARUTO』より万華鏡写輪眼です。

万華鏡写輪眼は写輪眼の完全上位互換となる眼で、写輪眼の開眼者が「最も親しい誰かと死別するほど強い精神的苦痛を味わう」ことで開眼します。写輪眼のあらゆる性能を凌駕しているのに加え、それぞれに固有の瞳術を宿しているのが特徴です。

例えば、うちはサスケは左目に対象を燃やし尽くすまで消えない黒炎を発生させる「天照(あまてらす)」が、右目には「天照」の炎を自在に操る「加具土命(かぐつち)」が宿っています。

このような固有瞳術に加え、「須佐能乎(すさのお)」という尾獣(巨大で人知を超えた力を持つ魔獣)にも匹敵する術を使えることも大きな特徴です。

そのほかにも、通常の写輪眼の持つ見切りや術のコピー、強力な幻術も使用可能です。

デメリットは術を使いすぎると失明のリスクがあることですが、他者の万華鏡写輪眼を移植し、「永遠の万華鏡写輪眼」とすることでそのリスクを解消できます。

作中では上述した輪廻眼の方がランクが上とされていますが、使い勝手の良さや輪廻眼には見切りや術のコピー、幻術ができないことなどから、第二位としました。

別天神(ことあまつかみ)や月読が強すぎます。

 

2位 転生眼(NARUTO

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©岸本斉史 スコット/集英社テレビ東京ぴえろ ©劇場版NARUTO製作委員会 2014

所持者:大筒木一族ハムラ、大筒木トネリ

第二位は『NARUTO』の第四次忍界大戦後を描いた劇場版最終作、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』に登場した転生眼です。

この眼は白眼(千里眼や透視などができる)の完成形であり、上述した輪廻眼と対をなす瞳術です。開眼条件は白眼に月の大筒木一族のチャクラを合わせることですが、月の大筒木一族は「十尾」という怪物を監視するため、はるか昔から月にいたので地上では伝承すらほとんどされていない幻の眼となっています。

能力は遠距離の物体をチャクラで操る、ナルトの「九喇嘛(くらま)モード」(ナルトが九喇嘛のチャクラを纏った形態)に似たチャクラを纏った姿になる巨大なチャクラ刀(チャクラで作った刀)で月を真っ二つにすることなどのようです。

登場回数が非常に少ないので謎が多いですが作中の描写だけでも万華鏡写輪眼や輪廻眼を優に超えた能力であることが分かること、トネリが全力を出し切っていたかどうかわからないことを考慮し、第二位としました。

作中では、トネリが転生眼をコントロールしきれていない描写があり、全力を出し切れていない可能性が高いです。完全にコントロール下に置いていたなら最強の眼となっていたかもしれません。(というかたぶんなってた。)

 

1位 輪廻写輪眼(NARUTO

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出典:NARUTO

所持者:うちはサスケ(左目)、うちはマダラ、大筒木カグヤなど

一番強い眼はさすがにこれでしょう。またまた『NARUTO』より輪廻写輪眼です。

「輪廻写輪眼」は上述した輪廻眼の本来の姿です。開眼条件はよくわかっておらず、(万華鏡写輪眼の開眼者が十尾由来の力を手に入れることかな?と個人的に思っています。)薄紫または赤い眼球に輪廻眼の模様に写輪眼の勾玉が複数配置された見た目をしています。

その特徴は大きく二つ。一つは輪廻眼にはできない(前身となった)万華鏡写輪眼との併用ができること。もう一つはそれぞれの輪廻写輪眼に固有の瞳術を持っていることです。

要するに、万華鏡写輪眼に宿る固有瞳術と輪廻写輪眼に宿る固有瞳術を同時に使えるというわけです。

例えば、うちはサスケの場合なら、万華鏡写輪眼に宿る天照や加具土命、須佐能乎と輪廻写輪眼に宿る瞳術「天手力(あまのてぢから)」を同時に使える、といった具合です。(天手力は一定範囲内のものと自分を入れ替える能力です。)

デメリットとすれば、チャクラ消費が激しく力を使いすぎると普通の輪廻眼に戻ってしまうことですが、大したデメリットになりえませんね。

万華鏡写輪眼や輪廻眼だけでも十分すぎるほどチートですが、そこにさらなるチート能力が加わるとなれば、もう手が付けられません。

この記事で取り上げたどんな「眼」よりもぶっ飛んだ能力であることが分かりますよね!

よって、輪廻写輪眼を一位とします。

 

 

さいごに

以上、いかがでしたでしょうか!

今回は「最強の眼」TOP10を決定しました!!

 

上位は『NARUTO』が占めてしまいましたね。

どう考えても『NARUTO』シリーズを超える眼がなかったんです。ごめんね!

やはり、視界に入れるだけで物理的ダメージを与えられるのが強すぎますね。

 

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では!