みなさまは「雷使い」というとどのようなキャラを思い浮かべますか?
『ハンターハンター』のキルアや『とある』シリーズの御坂美琴などでしょうか。
そんな雷を操るキャラですが、最強の雷能力者はいったい誰なのでしょうか!?
というわけで今回は、雷使いキャラTOP10をランク付けしようと思います!!
※注)このランキングは氷をイメージさせるキャラクターではなく、雷をメインの能力として使うキャラクターでランキングを作っています。
なので、実際に雷を出しているわけではない『鬼滅の刃』の我妻善逸や火と雷を同じくらい使う『NARUTO』のうちはサスケのようなキャラは考慮していません。
また、個人的に雷技の印象が強いキャラでランク付けしたので、最強の技がそうでない場合もあります。ですが、キャラ自身の強さを見ているので雷以外の技も考慮してランク付けしています。
ご了承ください。
このランキングは僕が作中のデータだけを見て独断と偏見で作ったものだからくれぐれも鵜吞みにしないように!
- 10位 御坂美琴(とあるシリーズ)
- 9位 四楓院夜一(BLEACH)
- 8位 ゼオン・ベル(金色のガッシュベル)
- 7位 道蓮タオレン(SHAMAN KING)
- 6位 ラクサス・ドレアー(FAIRYTALE)
- 5位 雀部長次郎(BLEACH)
- 4位 音石明(ジョジョの奇妙な冒険)
- 3位 はたけカカシ(NARUTO)
- 2位 エネル(ONE PIECE)
- 1位 シンドバッド(マギ)
- さいごに
10位 御坂美琴(とあるシリーズ)
第十位は『とあるシリーズ』より、御坂美琴です。
美琴はお嬢様学校である常盤台中学の二年生で、学園都市(作品の舞台となる街)で七人しかいない超能力者の第三位に位置する人物です。
彼女は学園都市内の「電撃使い」の頂点に君臨する人物で、「超電磁砲」という能力を持ちます。この能力名の由来となっている彼女の代表技「超電磁砲」は、コインを音速の三倍以上の速度で打ち出す技で、鉄板を貫通する威力を誇ります。(空気抵抗でコインが溶けてしまうため、射程は五十メートルです。)
この「超電磁砲」以外でも落雷、磁力操作による砂鉄の剣やムチなど、多彩な攻撃が可能です。
また、戦闘以外にも能力によるハッキング、電子機器に対するサイバーテロも可能という万能っぷり。特にハッキング能力については学園都市で最高の情報処理能力を持つ初春飾利に捨て身の防御策を講じさせるほどです。
他にも磁力で壁に張り付いたり、マイクロ波で体温を維持したり、電磁波を放ってセンサーにするなど、本当に何でもできます。
しかし、あまり能力を使いすぎるとスタミナ切れを起こしてしまい、行動不能となってしまう、という欠点を持っています。
また、素の身体能力もかなり高く、並の男子中学生よりも足が速かったり、一晩中走り回るスタミナがあったり、そこそこの格闘技術があったりと、能力を使わずともある程度戦えます。
そんな彼女をこの順位に置いたのは、能力の幅が非常に広い点、スタミナ切れを起こしてしまう点、身体能力が高いとはいえ運動神経の良い女子中学生の域を出ない点を考慮したためです。
個人的に美琴はコイン発射よりも砂鉄で殴ったり、電撃のイメージが強いんですよね。
9位 四楓院夜一(BLEACH)
出典:BLEACH
第九位は『BLEACH』より、四楓院夜一です。
夜一は護廷十三隊(尸魂界の護衛や現世の魂の保護などをこなす死神の組織)元二番隊隊長であった人物です。
彼女は白打(素手の格闘術)や瞬歩(死神の高速移動術)をメインとした徒手格闘を得意としており、特に移動速度については「瞬神・夜一」の異名を持つほどです。
また、白打の最高術「瞬閧」により、戦闘力を一気にあげることができます。その「瞬閧」の上位互換であり、彼女の最強技「瞬閧・雷獣戦形『瞬霳黒猫戦姫』」
出典:BLEACH
は全身に雷の霊圧を纏った姿となり、通常の瞬閧とは比べ物にならないほど戦闘力を上げることができます。ただ、この技は浦原喜助という人物にしか発動・制御ができず自身の意思で元に戻れない、という致命的な欠点を抱いています。
『BLEACH』の代名詞である斬魄刀がそこまで強くない(というか、素手の方が強い)点、最強技のデメリットがかなり大きい点を考慮し、この順位としました。
僕は夜一さんエッチで好きですよ。ええ、とっても。
8位 ゼオン・ベル(金色のガッシュベル)
出典:金色のガッシュベル
ゼオンは魔王候補である、百人の魔物の子供の一人で、魔王を目指す子供です。
彼は電撃系の呪文を操ります。この呪文の威力はまさに絶大で、最弱呪文である「ザケル」ですら上から三番目に強い「ギガノ」級魔法を相殺する威力を持ちます。
また、元の身体能力も非常に高く、禁呪によってバーサーカー状態となったリオウを圧倒するほどです。(リオウは禁呪を使わずに主人公・清磨を一度殺害し、「魔王になるのは確実」とまで言われた実力者です。)
さらに、本作の魔物たちは「本」を通じて能力を使用するのですが、ゼオンは瞬間移動や記憶に干渉する力、髪の毛から使い魔の様な物を作り出し使役するなど、彼の本に書いていないはずの能力も使用することが出来ます。
これだけでなく、本作の魔物の実力はパートナーの人間の実力に大きく左右されるのですが、ゼオンのパートナーであるデュフォーは作中最強クラスのパートナーであるため、上述したゼオン本来の力と総じて作中最強クラスの魔物と言えます。
そんなゼオンをこの順位に置いたのは、まだ六歳の子供であり発展途上である点、にもかかわらず圧倒的な火力を有する点、などを考慮したからです。
7位 道蓮タオレン(SHAMAN KING)
出典:SHAMANKING
第七位には『SHAMAN KING』より、道蓮がランクイン。
蓮は世界を呪術で支配してきた古代中国の東一族に追放された道家の御曹司です。
彼は馬孫とその愛馬黒桃を持ち霊としており、彼らを自身に憑依させ、生前の馬孫の武術を完全再現させて戦うことができます。
また、オーバーソウル(『巫力』を用いて持ち霊に与える、様々な形態・能力を有した武器)をすることで瞬間火力を上げたり、武器の形状を様々な形に変化させる、といった高度な戦闘が可能です。
さらにその上のオーバーソウルである甲縛式オーバーソウル(シャーマン自身がオーバーソウルを纏った状態)「武神 魚翅」(上記画像)によりこれまでの攻めるだけの戦いではなく、攻めるも守るも自由自在な戦い方ができるようになります。また、この甲縛式オーバーソウルは雷を操る力を持っており、その攻撃は不可避で当たれば即死の威力を持ちます。
ただ、この雷は雲を発生させて起こすため、砂漠の様な乾燥した場所では雲を発生させることが出来ず、甲縛式オーバーソウルそのものが発動できない、という弱点も持っています。
また、物語終盤には電流の制御や放電、電気現象、磁力現象といったありとあらゆる雷の力を操る「スピリット・オブ・サンダー」を手に入れました。
そんなタオをこの順位に置いたのは、オーバーソウルによる様々な戦い方ができる点、その弱点、スピリット・オブ・サンダーの能力などを考慮したためです。
6位 ラクサス・ドレアー(FAIRYTALE)
出典:FAIRYTALE
第六位には『FAIRYTALE』より、ラクサス・ドレアーがランクインです。
ラクサスは主人公・ナツが所属するギルド「妖精の尻尾」に所属する魔導士の一人で、ギルド最強の五人の「S級魔導士」の一人です。
彼は雷を操る滅竜魔導士で、その実力は同じ滅竜魔導士であるナツやガジルと二対一で互角に渡り合ったり、同じS級魔導士のエルザが敗北した相手と一対一で渡り合う程です。さらに、聖十大魔道(大陸最強の十人の魔導士)の一人であり、作中最強格のジュラを倒し、その聖十大魔道候補に挙げられていることからもその強さだ伺えます。
彼の扱う雷の滅竜魔法は絶大の威力を誇り、その威力は核爆発を思わせる大爆発を起こすことができる程です。
また、それ以外にも「妖精の尻尾」の一部の魔導士だけが使える妖精三大魔法の一つ「妖精の法律」を使うことができます。この魔法は、街一つを覆う程の広範囲に渡って自分が敵だと認識した者をすべて消滅させるチート魔法です。
作中においてラクサスの活躍が偉大過ぎる点、「妖精の法律」が強すぎる点を考慮し、この順位としました。
5位 雀部長次郎(BLEACH)
出典:BLEACH
第五位は『BLEACH』より、雀部長次郎です。
雀部は護廷十三隊一番隊の副隊長を務める人物です。
彼の斬魄刀(死神の刀)「厳霊丸」は刀身から雷を放出する能力があり、「濡らせ」の解号で雷の威力を強化することも出来ます。(なんとなく、これが全容ではない気もしますが…。)
出典:BLEACH
は上部に一本、下部に十一本の帯が伸びた楕円形の霊子が上空に現れ、落雷を放つことができ、天候をも左右するほどの力を持ちます。
そんな絶大な力を持つ雀部をこの順位に置いたのは、老いてなお護廷十三隊最強である山本元柳斎重國の全盛期に傷を負わせた点、プライドの高い朽木白夜が「隊長になるべきだった」と評価している点などを考慮したからです。
作中の雀部の待遇がひどすぎる点について。氷輪丸に匹敵する能力を持ち、あの元柳斎が認めるほどの力を持っているのに活躍しなさすぎ。
4位 音石明(ジョジョの奇妙な冒険)
出典:ジョジョの奇妙な冒険
第四位には『ジョジョの奇妙な冒険』より、音石明がランクインです。
彼のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」
出典:ジョジョの奇妙な冒険
は電気を操り、電気と同化する能力を持ちます。
ですので、コンセントや電線のような通電物質がある場所ならどこにでも移動可能なほか、触れた相手を電線に引っ張り込むことでを感電死させることができます。また、バッテリーの中に潜むことで、通電物質のない場所にも出現することができます。
さらに、このスタンドのパラメーターは精密動作性以外オールAであり、これは主人公やラスボスのスタンドと並ぶ数値です。ゆえに、本来パワーの低い遠距離型のこのスタンドでも、近距離パワー型を圧倒するほどのパワーを持ちます。
しかし、これは電力に依存するものであり、電力の供給がない場所では全力を出すことができないどころか、スタンド自体が消滅する危険性すらあります。ですが、これは逆に電力の供給がある場所では際限ないパワーアップが可能であることを示しています。(実際、作中では最初は主人公・仗助に手も足も出ませんでしたが、後に彼を正面から圧倒するほどのパワーを手に入れています。)
また、本体である音石は、追い込まれようともすぐに反撃に転じたり、疲労しきっても生き延びるために食い下がろうとするなど、非常にしぶとく、作中ではそうして何度も危機を乗り切っています。
そんな音石をこの順位に置いたのは、遠距離型にもかかわらず近距離パワー型に劣らない破格のパラメーターを持っている点、場所によってはいくらでも強くなれる反面、電力の全くない場所では何もできず、ムラがある能力である点などを考慮したからです。
3位 はたけカカシ(NARUTO)
出典:NARUTO
カカシは主人公・ナルトたち第七班を担当する上忍であり、「コピー忍者のカカシ」の異名を持つ人物です。
彼は木の葉隠れの里(ナルトたちの住む隠里)の上忍の中でも屈指の実力者で、忍術、体術、封印術など、あらゆる術を高水準で使えるオールラウンダーです。
特に、忍術については左目の「写輪眼」(忍術・体術・幻術に分類される全ての術を視認するだけで見抜き跳ね返す目)を用いた術のコピーによる圧倒的手数に、彼唯一のオリジナル忍術にして最強の術「雷切」という切り札を持っています。
ですが、彼のもっとも強力な能力は写輪眼の上位種である万華鏡写輪眼の持つ固有瞳術「神威」です。この術は視界に捉えた任意の位置を神威空間に飛ばすことができます。要するに視界に入った時点で勝ち確定の回避も防御も不能という無慈悲な術、というわけです。
さらに、物語終盤では両目に万華鏡写輪眼が宿ったことにより、右目に自分を神威空間に送る能力が備わりました。これにより、自分への攻撃は絶対に当たらないのに視界に入れば絶対に致命傷を与える、というチート状態となります。
これだけでなく、索敵特化の忍を超える索敵能力、IQ200を超える頭脳を用いた作戦指揮能力と本当に何でもできる人物です。
ただ、写輪眼を使うとすぐにバテてしまうため、持久戦に弱いという弱点があります。(物語終盤には克服したのか、ずっと使っていますが。)
カカシをこの順位に置いたのは、写輪眼のデメリットが大きい点、それを補って余りある「神威」の能力、カカシ本人のスペックを考慮したからです。
ちなみに僕は先生キャラでカカシが一番好きです。まじでかっこいい。
2位 エネル(ONE PIECE)
出典:ONE PIECE
第二位は『ONE PIECE』より、エネル。
エネルは上空一万メートルにあるスカイピアを治めていた人物です。
彼は自然系悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者で、体を雷に変化させ、最大二億ボルトもの電圧を放電することができます。
また、放電だけではなく電熱による攻撃、雷の具象化、電波を用いた盗聴や心肺蘇生のための電気ショック、雷速での移動と、幅広い応用が可能です。
能力を用いた戦闘だけでなく(めったにいませんが)雷が効かない相手には建造物をたやすく持ち上げる主人公・ルフィやゾロと渡り合えるほどの身体能力を活かした棒術による接近戦もできるという万能っぷり。
さらに、「心網」と呼ばれる、見聞色の覇気(意志の力である『覇気』のうち、生物を察知・感知する力)を高いレベルで習得しており、スカイピア全土に及ぶほどの広範囲で敵を察知したり、攻撃の先読みもできます。この「心網」と先述した盗聴能力の合わせ技により、スカイピアのどこでどんな会話をしているか把握することも可能です。
これだけでなく、万能と思える自身の能力に慢心することなく、能力を活かし、更なる力へと昇華させる武装船「マクシム」を建造したことにより、さらに戦闘力を上げることもできます。
また、自然系の能力者であるゆえに覇気を纏わない物理攻撃は無効化されるどころか、触れた相手を感電させるカウンターをすることまででき、本当に隙がありません。
『ONE PIECE』史上最強の能力と名高い能力を持つエネルがこの順位に落ち着いたのは、後述する第一位が文字通り世界を掌握する力を持っていたためです。
なので、事実上の雷キャラ最強はエネルです。
1位 シンドバッド(マギ)
出典:マギ
栄えある雷キャラ最強の座を手にしたのは『マギ』より、シンドバッドです。
シンドバッドは新興国「シンドリア王国」国王にして、作中最大の国際連盟「七海連合」の長を務める人物です。
彼には「七海の覇王」という異名があるのですが、その由来は彼が七体ものジン(強大な力を持つ精霊)を従えていることにあります。(通常は一体。彼の次に多いジンの所有者が三体であることから、これがどれほど多いのかが分かります。)
この七体のジンの中でも、第一のジン「バアル」は雷を操る力を持つ、他のジンとは一線を画す力を持つジンです。その全身魔装(ジンの力を全身に纏うこと)状態で放つ技「雷光剣」は山脈を消滅させるほどの威力を持ちます。
さらに金属器使い最強の技である、極大魔法「雷光滅剣」は原爆を思わせるほどの威力を誇るシンドバッド最大の大技です。
また、通常、一度使えば魔装を保つことすらギリギリとなる極大魔法やそれクラスの技を三、四発使っても魔装で戦えるほどの膨大な魔力を持っており、それを用いた魔力操作によるジンの力を使わない肉弾戦も可能です。
さらに、彼は「第一級特異点」と呼ばれる存在であり、普通は見えない「運命の流れ」をなんとなく感じ取ることが出来るため、大まかな未来を読むことが出来ます。
ここまでなら特別な人間で済むのですが、最終章にて神を超えた存在となったことで世界を意のままに操る力を手に入れ、本当に世界を滅ぼしかけました。
一晩で一国を滅ぼす力を持つジンの金属器を七つも所持している点、作中屈指の魔力量を持っている点、なにより文字通り世界を意のままに操ることが出来る点を考慮し、第一位としました。
正直、シンドバッドのジンといえば「バアル」か「フォカロル」のどちらかだと思いますが、個人的には前者のイメージが強かったので、雷キャラとしてランクインさせました。
七体のジン全員を解説しなかったのは、全員やっているととんでもない量になってしまうからです。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は雷使いキャラTOP10をランク付けしました!!
雀部については大いに異論があると思います。僕が彼の強さをみなさんに知ってほしいと思い、五位というそこそこ高い順位に置きました。
とはいえ、彼の戦闘描写がなさすぎるわ、最初の戦闘では一護にワンパンされるわで弱いイメージがあるのもよくよく理解できますよ。
このブログでは、マンガや映画のネタバレ、考察を主に行っています。ぜひ、別の記事もご覧ください!
では!