モックのコミックブログ

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【マンガ紹介】冒険ファンタジーの魅力:『マギ』の世界

みなさまは『マギ』というマンガをご存じでしょうか。

マギ 1巻(少年サンデー) | 大高忍 | 無料試し読みなら漫画(マンガ)・電子書籍のコミックシーモア

出典:マギ

 

『マギ』は『すもももももも~最強の嫁~』の大高忍先生が週刊少年サンデーで連載していた、冒険ファンタジーマンガです。

今回はそんな『マギ』の魅力をお話します!!

このブログの『マギ』の記事はこちらからどうぞ!

candygum.hatenablog.com

 

 

基本情報

作品名:マギ

作者:大高忍

ジャンル:ファンタジー

掲載誌:週刊少年サンデー

巻数:全37巻

あらすじ:第7迷宮アモンの周囲に広がる町・チーシャンにすむアリババは御者のアルバイトをしながら「アモン」を攻略し大富豪になることを夢見ていたが、あと一歩を踏み出せずにいた。そんなある日、彼は「ジンの金属器」を探して旅をしているという、謎の少年アラジンと出会う。彼の持つ笛に潜むウーゴ君の力を目の当たりにしたアリババは、アラジンに共同での迷宮攻略を持ち掛ける。

出典:Wikipedia

 

 

魅力1:個性豊かでわかりやすい登場人物たち

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出典:マギ

マギの登場人物はわかりやすい人物が多いです。

例えば主人公のアラジン。この名前、どこかで聞いたことがありますよね?

そう!「アラジンと魔法のランプ」の主人公のあのアラジンです!

そのほかにも、アリババ、シンドバッド、モルジアナといった中東の説話を元ネタとしたキャラクターが多数登場するので、名前が憶えやすいのが特徴です!

また、マンガを読んでいると、「キャラクターが多すぎて、誰か誰だかわからない」なんてことありませんか?

『マギ』ではそんなことは起こりません!

『マギ』のキャラクターは一人一人の個性がとても強く、それぞれのキャラクターを象徴するセリフも際立っているので、頭に残りやすいです。

例えば、モルジアナはかわいいのに、元奴隷で、打撃は作中最強クラスです。

サンデー17号感想】フィオーレさんが勉強はできるアホの子すぎりゅ…。可愛い可愛い!フィオーレさん可愛い! | 百物語おかわり。

出典:マギ

これはモルジアナが自分の武器となる金属を選び、武器として届いた、というシーンなのですが、その金属にモルジアナは自分が奴隷だったころの足かせを選びます。

この1ページだけでもモルジアナがどのようなキャラクターかお分かりになるのではないでしょうか。

モルさんめっちゃかわいい。マジ天使。

このように、各キャラの個性が際立っているので、時間を空けて再登場しても、「誰だっけ?」となることは少なく、大半が「ああ!」となるはずです。

これは一人一人のキャラ付けが素晴らしい大高先生に拍手ですね。

 

 

魅力2:わかりやすい設定・用語

マギについて辻褄が合わないと感じる箇所があります。 - 14巻... - Yahoo!知恵袋

出典:マギ

マンガ読んだり、アニメ見たりしてて、「能力の説明されてるけどよくわからない」とか、「設定が難しくて頭に入ってこない」みたいなことってないですか?

〇条悟が大人気な某呪術系マンガとか、ジャンプに掲載されているほうが珍しい某念能力系マンガとか

それがそのマンガの良さなんですけど、難しくてググらないとわからない、みたいなのありますよね?

『マギ』にはそれがありません!

理由は至極単純。

説明が短く、わかりやすいから!

例えば、上記の写真は『マギ』に登場する「魔法」の原理を説明したものです。

『マギ』の特殊能力は、この8種類の魔法とそれの応用しか存在しません。

なので、設定が非常にわかりやすく、マンガ初心者にうってつけのマンガなのです!

では、単純な設定では物足りないマンガ上級者は楽しめないのかって?

もちろん、そんなことはありません!

アルマトラン編での鬱展開や、人種差別・格差社会といった現代社会への風刺の描写がなど、マンガ上級者でも楽しめる要素は大量にあります!

この誰が読んでも楽しめる構成が『マギ』が10年近くの連載ができた所以ではないでしょうか。

 

 

魅力3:一貫したテーマ性

堂々完結!感動と冒険のアラビアンファンタジー「マギ」≪漫画感想≫ - まったり綴るまんがのーと

出典:マギ

「マギ」は一貫してあるテーマに沿って物語が進んでいきます。

そのテーマとは

運命とはなにか。

そして、

運命を定めているのは誰で、誰が運命を決めるのが正しいのか。

この『マギ』という作品では、アラジンやアリババたちと「運命」に絶望し、「運命」を壊そうとする者たちとの戦いを通して、この問いに答えを求めます。

結局どの答えが出たのかは、ぜひ本編をご一読ください。

そして、僕が『マギ』をおすすめしたい一番の理由はここにあります。

それは、作品のテーマに作品としての答えを出したことです。

例えば「命とはなにか」をテーマとしていて、結局作品が完結しても「答えなんてないよね」で終わる作品とかありますよね。

しかし、『マギ』のように結論を出して完結する作品は少ないように感じるし、あってもそこまで完成度が高くないような気がします。

マンガのド素人の僕が言っているだけだからあんまり真に受けないでね! 答えを出さずに完結したマンガをディスってるわけじゃないからね!💦

ま、まあ要するに答えのない問いに答えを出した大高先生すごいよねって話です。

 

 

さいごに

以上、今回は『マギ』の魅力について解説しました!

 

 

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では!