みなさまは『アオのハコ』というマンガをご存じでしょうか。
出典:アオのハコ
『アオのハコ』は『先生、好きです。』を代表作とする三浦糀先生が週刊少年ジャンプで連載されている、ラブコメマンガです。
今回はそんな『アオのハコ』の2巻をネタバレ解説します!!
#8 ダブルス
出典:アオのハコ
バド部では、インターハイ予選出場メンバーが決定し、大喜は個人戦とダブルスで出場することになりました。
そして、ダブルスのペアは、あの針生でした。そして、針生と大喜はさっそく練習を始めます。
この時、針生は大喜に
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と聞きます。
そうして、針生のスパルタ訓練が始まるのでした。(針生は実際、バドも指導もめちゃくちゃうまく、そこは大喜も評価しています。)
次の日の練習後、バド部と女バスの2年が集まって話しているところに出くわした大喜と匡。(もちろん針生と千夏もいます。)
そこで、針生は大喜とペアを組むことになったことを打ち明けます。そして、「今は全然ダメダメだが、強くなる」と思っていることを話します。また、そう思う理由は「自分がどれだけいじめても全然めげないから。」だと言うのです。
そして、針生は他の2年に「期待している奴には厳しい。」と指摘されます。(本人は否定していますが。)
これを聞いた大喜は「少しは期待してもらえている。」と嬉しく思います。
それを聞いていた千夏は、大喜を口パクで
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と褒めるのでした。
その後、針生には彼女がいることが明らかに。
そして、以前千夏と商店街を歩いていたのは、彼女の化粧品を買いに行っており、一人では行きづらいからであったことが明かされます。
その後、大喜は針生に「お前に彼女ができるのは、まだかかりそうだな。」と悪い顔でいじられるのでした。
#9 ジャージ
出典:アオのハコ
千夏が自分の家で暮らしていることにも慣れた大喜に事件が起こります。それは「千夏のジャージを間違えて学校に持ってきてしまった。」ことです。
匡以外には千夏と同居していることを秘密にしている大喜にとって、これは大事件です。なので、大喜は連絡を取り、昼休みに視聴覚室で千夏と待ち合わせをします。
視聴覚室に向かう大喜の元に針生が現れ、「暇だから昼練いこーぜ。」と連れていかれそうになりますが、大喜は針生を避けて先に進むことに成功します。
そして、視聴覚室にたどり着きますが、そこでは雛の所属する新体操部がミーティングをしていました。
雛に、大喜が千夏のジャージを持っていることが知られたら、絶対に面倒なことになります。なので、適当なウソでごまかしてその場を去ります。
その後、千夏から「屋上に来て!」と連絡があります。そうして、大喜は千夏と合流することができました。
千夏はこの後すぐに体育があり、更衣室に行ってから着替えていては間に合いません。
なので、その場で着替えることに。
千夏は「運動部女子は鍛えられてる。」と言いますが、大喜は、中で誰も来ないか見張ることにします。
そして、無事着替えが終わり、千夏は授業に向かいます。
その後、一人残った大喜は「男として意識されてないんだろう。」と思い、男を磨こうと決意し、授業に向かうのでした。
#10 前日
出典:アオのハコ
ここでは、ダブルスのインターハイ地区予選を翌日に控えた大喜と、彼の緊張を和らげようとする千夏が描かれます。
インターハイ予選を翌日に控え、緊張する大喜。家にいても落ち着けるはずもなく、庭で素振りを始めます。
そこに千夏が現れ、「シャツ裏表だよ。」と教えます。
なので、大喜はその場で着替えますが、千夏は
出典:アオのハコ
この表情。
そして、「いつも筋トレしてたもんね。」と大喜を褒めますが、彼は「筋肉がついてもバドがうまくなるわけじゃない。」と否定します。
それを聞いた千夏は、まだ緊張しているであろう大喜に、リラックス効果がある百会のツボを押し、「余計なこと考えないで、ただそれ(努力の成果)を発揮してくること。」と言葉をかけます。
加えて、
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と言葉をかけます。
それを聞いた大喜は、暗い顔をして「それじゃ、ダメなんですよ。」と答え、部屋に戻戻ってしまうのでした。(大喜の目標は「千夏と同じ舞台に立つ」ことなので、再来年の千夏が卒業してからでは、もう遅いからだと思われます。)
夜が明け、インターハイ当日。
針生に「緊張は解けたみたいだな。」と声をかけられ、「緊張してる暇ないんで。」と答えます。
そうして、大喜のインターハイ地区予選の幕が上がるのでした。
#11 地区予選
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初日のダブルスは、針生の力もあって、1・2・3回戦をあっさり勝ち抜き、2日目に進出した大喜。
その後、針生のいたクラブチームの後輩、岸祥一郎
↑ 岸
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と出会います。
そして、岸もまた、千夏に恋心を抱いていることが明かされます。
そして、岸は針生に「千夏の連絡先を教えてくれ。」と食い下がるので、「大喜に勝ったら(千夏の)連絡先を教えてやる。」と条件を持ちかけるのでした。
帰宅後、大喜は千夏と大喜母が話しているのを盗み聞きします。
そこで、千夏は大喜に「来年も再来年もある。」と言ったことをまるで「今年は負けてもいい」と言っているようだと、後悔していることを打ち明けます。
そして、その言葉は
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と反省していました。
その後、その会話に割って入った大喜は「シングルスでも勝つ。」と宣言します。
それを聞いた千夏は
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と前を向くのでした。
#12 あいつが勝ったら
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大喜は岸とシングルスで試合をしていました。
そこに、たまたま近くで練習試合をしていた、千夏たち女バスが観戦に来ます。
試合序盤、スマッシュの早さに慣れることや、大喜は立ち上がりが遅いこともあり、防戦気味でした。(針生は大喜が相手を疲れさせるような返球をしていたことから、「頭を使うようになった。」と感心しています。)
そして、試合を見ていた千夏に匡が話しかけ、あの試合には千夏の連絡先がかかっていることを伝えます。
その後、匡は「この試合には大喜には何のプラスもない。だから大喜が勝ったら水族館に連れてやってほしい。」と頼みます。(それだけでなく、匡は大喜が岸にここまで戦えているのは、千夏がいたからだと考えていたこともあるようです。)
そして、大喜の試合を見て、千夏は
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と依頼を承諾するのでした。
#13 デート
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岸vs大喜の試合は、岸が前にゆるく落としたシャトルに大喜は反応し、後ろに大きく飛ばしてゲームセット。大喜の勝利で幕を閉じます。
そして、大喜は岸とまた、試合をすることを約束するのでした。(ちなみに大喜のシングルス最終結果は地区2位でした。)
学校に戻った後、千夏から「明日、水族館に行かない?」と連絡が来ます。
その場にいた雛が案の定、茶化し、大喜の進展を喜びます。
ですが、雛は練習に向かった後、友人に
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と聞かれるのでした。(自分がそんな表情をしていたことは全く自覚していませんでした。)
当日、大喜は寝坊してしまいます。
そして、待ち合わせ場所に着くのですが、焦って財布の小銭をばらまけてしまいます。
四方に散った小銭を拾ってくれたのは千夏でした。
こうして、2人の水族館デートが始まるのでした。
#14 水族館
出典:アオのハコ
心なしかいつもよりテンションの高い千夏に、「初めて見る感じだ。」とドキドキする大喜。
そして、水族館をひとしきり楽しみ、「もう帰ろう。」と大喜が提案した時、「話したいことがあって。」と大喜を止めます。
大喜は「このシチュエーションで話って、まさか……。」と告白を期待します。
ですが、千夏の口から出たのは「ごめんね。」という謝罪の言葉。
千夏は「来年も再来年もある。」と言ったことをずっと後悔していました。だから、謝りたかったのです。
ですが、大喜は「むしろやる気をもらった」と考えており、「先輩は気にしすぎですよ。」と答えます。
これを受けた大喜は「一人で他所の家に住んでいたら気を遣う」と考え、「居心地が悪かったり、言いたいことがあったらこのスタンプを送ってください。」と、この水族館限定スタンプをプレゼントします。
そして、千夏は
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一度スタンプを送り、「いい同居人だね。」と言葉をかけます。
恋人への道はまだまだ遠いが、今はそれでいいと妥協する大喜なのでした。
#15 普通の女子
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匡と昼食を取っている大喜に、再提出課題を持ってきた雛。
先日の水族館デートを思い出し、ニヤニヤしている大喜の表情を不愉快に思います。
その顔を見て、匡は少し驚いていました。(雛の感情の正体は、千夏への嫉妬だと察したからです。)
その後、雛はインターハイ注目選手として、新聞の取材を受けます。
その姿を見て、大喜は匡に
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と言葉を漏らすのでした。
その放課後、接骨院にて千夏と出会った雛。そこで、大喜が中2の頃に捻挫をした話をします。
それは「学年行事で山登りをした際、雛が足を滑らせたときに大喜が助け、彼が捻挫し、それについて謝罪した雛に、大喜はむしろ課題が見つかった、と笑顔で答えた。」というものでした。
そして、雛は大喜を
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と評価します。
その後、千夏は先に帰宅しますが、接骨院にスマホを忘れており、雛が千夏を追いかけます。
そして、千夏に追いついたのですが、彼女が入っていったのは大喜の家でした。
#16 同士
出典:アオのハコ
千夏に携帯を渡すために彼女を追った雛。そして、千夏が大喜の家に入っていくのを目撃します。
雛は一度帰ろうとしますが、携帯を返さなければいけないので、2人に話しかけます。
そして、大喜から事情を聞くのでした。(雛は自覚していませんが、かなり気にしているようです。)
その翌日、雛は体操の練習をしていました。
みんなからの期待を一身に背負う雛。休憩中に自分が本番で失敗したときのことを想像し、寒気を感じます。
ですが、「私は蝶野雛だぞ。」と自分を奮い立たせるのでした。
その後、軽いけがをして、手当をしている大喜を見つけ、彼に話しかけます。その時、大喜が足首につけているミサンガに気づき、尋ね、「千夏にもらった。インターハイを目指す同志的なやつ。」と説明を受けます。
大喜が練習に戻った後、支え合う大喜・千夏と、一人だけの自分を比較し、
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涙します。
自分の涙に驚く雛。
大喜とは違い、「1人で戦わないと。」とさらに背負い込んでしまうのでした。
さいごに
以上、いかがでしたでしょうか!
今回は『アオのハコ』の2巻をネタバレ解説しました!!
1人で背負い込み、涙を流す雛。
彼女に対し、大喜がどう手を差し伸べるのか、楽しみですね~。
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