みなさまは「氷使い」というとどのようなキャラを思い浮かべますか?
『ONE-PIECE』の青キジや『BLEACH』の冬獅郎などでしょうか?みんなクールでかっこいいですよね。
そんな氷を操るキャラですが、最強の氷能力者はいったい誰なのでしょうか!?
というわけで今回は、氷使いキャラTOP10をランク付けしようと思います!!
※注)このランキングは氷をイメージさせるキャラクターではなく、氷をメインの能力として使うキャラクターでランキングを作っています。
なので、炎と氷を同じくらい使う『僕のヒーローアカデミア』の焦凍のようなキャラクターは考慮していません。
また、個人的に氷技の印象が強いキャラでランク付けしたので、最強の技がそうでない場合もあります。ですが、キャラ自身の強さを見ているので氷以外の技も考慮してランク付けしています。
ご了承ください。
このランキングは僕が作中のデータだけを見て独断と偏見で作ったものだからくれぐれも鵜吞みにしないように!
- 10位 グレイ・フルバスター(FAIRYTALE)
- 9位 ブルーローズ(TIGER&BUNNY)
- 8位 ホロホロ(シャーマンキング)
- 7位 司波深雪(魔法科高校の劣等生)
- 6位 朽木ルキア(BLEACH)
- 5位 ギアッチョ(ジョジョの奇妙な冒険)
- 4位 童磨(鬼滅の刃)
- 3位 日番谷冬獅郎(BLEACH)
- 2位 青キジ(ONE-PIECE)
- 1位 パック(Re:ゼロから始める異世界生活)
- さいごに
10位 グレイ・フルバスター(FAIRYTALE)
出典:FAIRYTALE
第十位は『FAIRYTALE』より、グレイ・フルバスターです。
グレイは主人公・ナツが所属するギルド「妖精の尻尾」の魔導士です。
彼は氷の造形魔法を得意としており、自身の魔力で氷を作り出し、その形を変えて剣や槍、大砲といった武器を作り出したり、壁を作って防御したり、地面を凍らせたりと、非常に応用性の高い魔法です。
さらに、物語終盤からは氷の滅悪魔法を手に入れたことで、氷の滅悪魔導士としての力を手に入れます。これと上述した氷の造形魔法を組み合わせることで、以前よりも高威力の魔法を使用することが出来るようになります。
また、スレイヤー系魔導士であるため、自身と同系統(グレイの場合は雪や氷)を食べることで体力や魔力を回復させることもできます。
作中屈指の実力者と描写される彼をこの順位に置いたのは、おそらく、実際はそこまで強くない点、他に比べるとどうしても火力不足感が否めない点を考慮したからです。
9位 ブルーローズ(TIGER&BUNNY)
©BNP/T&B PARTNERS ©BNP/T&B MOVIE PARTNERS ©BNP/T&B2 PARTNERS
第九位には『TIGER&BUNNY』より、ブルーローズことカリーナ・ライルがランクイン。
彼女はヒーロー兼アイドルとして活動する女子高生です。
彼女の能力は氷を操ることであり、海を瞬く間に凍らせたり、火の海と化した石油化学コンビナートの崩落をたった一人で食い止めるほど強力な能力です。また、氷を用いた搦め手も得意としており、氷を槍や手裏剣に変えて中距離の敵を攻撃したり、足場を作ったりもできます。
さらに、腰に下げた「フリージングリキッドガン」という高圧水鉄砲を使用することで、疑似的な空中移動や、遠距離戦も可能と、万能な能力でもあります。
ですが、女子高生なので精神面が非常に脆く、銃火器相手には逃げ腰になってしまうという欠点もあります。(本来なら、能力の使い方次第で銃火器相手にも十分に渡り合うことが出来ます。)
万能な能力でありながら、使用者の精神面に大きな不安があることからこの順位としました。
8位 ホロホロ(シャーマンキング)
出典:シャーマンキング
第八位は『シャーマンキング』より、ホロホロこと碓氷ホケロウです。
ホロホロはアイヌ民族の末裔であり、「コロポックル」を持ち霊とするシャーマンです。
彼の持ち霊「コロポックル」は雪や氷を操って戦う精霊で、空気中の水分を操ることで街中で雪崩を引き起こしたり、敵を部分的に凍らせることが出来ます。
さらに、甲縛式オーバーソウル(霊を具現化し、体に纏う)「ニポポクテンペ」により基礎能力を高め、両手に氷の手甲を纏う状態となることで直接攻撃せずとも、敵のオーバーソウル(霊の具現化のみを行った状態)を破壊するほどの力を得ることが出来ます。
また、物語終盤で手に入れた新たな精霊「スピリット・オブ・レイン」を使用することで、水流の制御、冷却、雨・津波・洪水の発生といったありとあらゆる水の力を使用することもできます。
氷属性に特有の能力の応用性、直接攻撃せずともオーバーソウルを破壊する威力、スピリット・オブ・レインの強さなどを考慮し、この能力としました。
7位 司波深雪(魔法科高校の劣等生)
©魔法科高校製作委員会
深雪は主人公・達也の妹であり、舞台となる国立魔法大学付属第一高校、一年成績トップに君臨する人物です。
彼女は魔法師(魔法を行使できる者)として作中屈指の才能を持っており、中でも分子の運動を操る(?)振動・減速系の魔法を得意としています。
その卓越した魔法力を以て、一定空間のすべての振動エネルギーを操る「氷炎地獄」や領域内の物質を均等に凍結させる「ニブルヘイム」といった高難度魔法を難なく使用することが出来ます。
さらに、彼女は生まれつき持つ、精神干渉系魔法「コキュートス」を使用することが出来、この魔法は範囲内のすべての人間の精神を凍結させ、問答無用で脳死状態にさせるチート魔法です。
作中トップクラスの魔法力をもつ彼女をこの順位としたのは、魔法以外での戦闘手段が全くなく、身体能力は完全にただの女子高生であることを考慮したからです。
魔法科の魔法の原理は説明されていない、されていても難解なことがほとんどで、ここで挙げた魔法の説明も僕の考察を多く含むもので、正確なものではありません。でも、強いのは事実なのでランクインさせました。
6位 朽木ルキア(BLEACH)
出典:BLEACH
ルキアは護廷十三隊(死神の世界と現世を守る警察のようなもの)の十三番隊に所属する人物です。
彼女の斬魄刀(死神が用いる刀で、それぞれに二段階の解放と固有の能力を持つ)「袖白雪」は(自身を含めた)刀に触れた者の体温を零度以下まで低下させることができます。温度は絶対零度まで下げることが可能でこの状態のルキアは四秒間だけ動くことが出来ます。(四秒を超えても活動自体は可能ですが、すぐに自滅することになってしまいます。)
さらに、卍解(二段階目の解放)「白霞罸」は射程範囲内の敵を自身もろとも一瞬で凍らせ、破壊することが出来ます。
ここまでで、なんとなくお分かりかと思いますが、ルキアの能力は自身を巻き込む能力であり、使い方を少し誤れば自身も死にかねない諸刃の剣です。始解・卍解共に能力によって体温が変動しているうちは体がかなり脆くなっており、簡単に致命傷を受けてしまいます。
また、鬼道(死神が自身の霊力や霊圧を用いて使う呪術の1つ)にも秀でており、作中ではルキアしか披露していない高等技術もあるほどです。(使っていないだけで他の死神も使えると思いますが。)
メインの戦闘能力となる斬魄刀の能力にここまで大きなデメリットがありながらも、後述する氷輪丸をも超えるどころか、このランキングの中でもトップクラスの攻撃性能を考慮し、この順位としました。
5位 ギアッチョ(ジョジョの奇妙な冒険)
出典:ジョジョの奇妙な冒険
第五位は『ジョジョの奇妙な冒険』より、ギアッチョです。
ギアッチョは『ジョジョ』五部に登場するギャング組織、パッショーネの暗殺者チームの一人です。
彼のスタンド「ホワイト・アルバム」は本体が身に纏う装着型のスタンドで、極低温を操り、周囲にあるものを冷却し、凍らせることが出来ます。この冷却能力は周囲の空気すらも凍らせられる‐210℃以下まで下げることが出来るようで、道路を凍らせ、靴底に生成したブレードでスケートのように滑ることで車に追いつくほどの高速移動も可能です。
この能力を応用した奥の手「ホワイト・アルバム ジェントリー・ウィープス」は凍らせた空気を無数に浮かべることで防御壁とし、銃弾等を跳ね返すことが可能です。
さらに、スタンド自体の防御力も非常に高く、ピストルの弾丸程度では軽くへこませることしかできず、パワーの強いスタンドでの拳のラッシュを受けてもびくともしないほどです。
盤石の防御力を誇るスタンドですが、うなじの辺りにある空気穴が唯一の弱点となっています。が、上述のように空気を凍らせ、空気をスーツの中に閉じ込めることで、短時間なら穴をふさいでも活動が可能です。
車に追いつく機動力、銃弾をものともしない防御力、近距離における凍結の絶対的攻撃力とほとんど弱点がなく、ジョジョ作品における近接最強能力の一つとして挙げられることも多いスタンドを持つ彼がこの順位に落ち着いたのは、遠距離の相手に対しては攻撃手段がなく、ジリ貧になってしまう点、持久力が低く長期戦ができない点を考慮したからです。
ギアッチョが急にめっちゃキレるの、ジョジョ節全開で好き。
4位 童磨(鬼滅の刃)
出典:鬼滅の刃
第四位は『鬼滅の刃』より童磨です。
童磨は本作のラスボス・鬼舞辻無残配下の最強の鬼、十二鬼月のうち二番目に強い上弦の弐に君臨する人物です。
彼は自分の血を凍らせ、冷気を操る「冷気発生」という血鬼術を用います。この能力の殺傷能力は上弦の中でも随一で、技が非常に多いうえにどれも高威力かつ広範囲という理不尽仕様。さらに、童磨の使う技はすべてに「冷気を吸うと肺が凍りついて壊死する」「息を吸ってはならないので、呼吸が制限される」という恐るべき効果が付随しています。
彼の持つ最も凶悪な技、「結晶ノ御子」は自分の腰ぐらいの大きさの氷人形を作り出す技なのですが、この人形は童磨と同等の力、血鬼術を用いることが出来、完全な自立戦闘、情報共有が可能という万能っぷり。さらに数を出しても本体は弱体化しないというありえないほどの万能な技となっています。(御子を六体だせば鬼殺隊を全滅させられるそうです。)
また、上弦の弐だけあり、身体能力もずば抜けており、味方サイド最高戦力である柱の中で最速を誇るしのぶを「今まで会った柱の中で一番速いかも」と評しながらもすれ違いざまに切り裂いて致命傷を与えるほどです。それだけでなく、再生力も非常に高く、鬼の弱点である藤の花で作られた毒も簡単に解毒し、すぐに耐性をつけることもできます。
そして、彼は心理戦にも長けており、自身は如何なる時も冷静な思考で戦うことが出来る一方、巧みな挑発で相手の感情をあおり、有利に戦闘を進めることも得意としています。(そんなことする必要ないほど童磨は強いですが。)
さらに、彼は武器として刃物のような切れ味を持った扇を使用した肉弾戦も得意としています。
ただ、弱点としては自身の再生力にかまけて好奇心を優先してしまい、あえて攻撃を受けてしまうことがあげられます。(実際、彼の敗因はここにあります。)
『鬼滅の刃』最強クラスの能力を制限なしにバンバン使える点、能力なしでも十分強い点、弱点がシャレになっていない点などを考慮し、この順位に置きました。
3位 日番谷冬獅郎(BLEACH)
出典:BLEACH
冬獅郎は護廷十三隊十番隊の隊長を務める人物で、史上最年少で隊長となったことから「神童」と呼ばれる人物です。
彼の斬魄刀「氷輪丸」は氷雪系最強の斬魄刀であり、その名に違わず攻守ともに非常に優れた性能を誇る刀です。
第一段階の解放である始解では、触れた者すべてを凍らせる氷の竜を作り出すことが出来るのに加え、刀自体にも触れた者すべてを凍らせる能力が付加されます。(作中でこの能力が使われた描写はほぼありませんが。)
さらにその上の解放である卍解「大紅蓮氷輪丸」は解放と共に腕から連なる巨大な翼を持つ氷の竜を冬獅郎自身が纏った姿となります。この状態となると天候を操ることが出来、雪を降らせ、その雪に当たった者を凍らせる「氷天百華葬」という広範囲過ぎて回避がほぼ不可能な技を使うことが出来ます。
ここまででも十分に強力な卍解ですが、これは実は完全な解放状態でありません。
冬獅郎はまだ若く、未熟なため最初から完全解放することが出来ず、卍解してから時間が経ち、卍解時に登場する背後の三つの巨大な氷の結晶がすべて砕けるとようやく完全解放となります。
完全解放状態の冬獅郎は
出典:BLEACH
このような成長した姿となります。
能力や技も成長し、四歩の内に踏みしめた空間の地水火風を完全に氷結させる「四界氷結」という技を使えるようになります。
未熟な現在でも隊長として第一線で活躍しており、伸びしろがかなり多い点、作中屈指の応用力を持つ点、完全解放となると普通は凍らない風や炎をも凍らせられる点などを考慮し、この順位としました。
冬獅郎って能力は強いのにあまり活躍しているイメージがないんですよね。勝率自体は低くないんですけど、大事なところでとどめを刺しきれないことが多いです。かっこいいので僕は好きですけど。
2位 青キジ(ONE-PIECE)
出典:ONE-PIECE
第二位は『ONE-PIECE』より、青キジことクザンです。
青キジは元海軍本部大将(現在は海軍をやめ、何らかの目的をもって世界中を放浪している)の一人である、元軍人です。
彼は自然系悪魔の実「ヒエヒエの実」能力者であり、全身から凄まじい冷気を放ち、自らの体を氷に変化させる事ができる「氷結人間」です。自分の体はもちろん、他者や周辺の有形物も一瞬で凍らせ、その気になれば凍らせた相手を砕くこともでき、殺傷力が非常に高いです。
能力の範囲も非常に広く、その場を極寒の地に変えたり、島一つが丸ごと沈むほどの大津波を一瞬で凍らせ、防ぐこともできるほどです。また、直接凍らせる以外にも、氷で武器を作り出しての白兵戦、飛び道具としての遠距離攻撃、海面を凍らせて足場とする、など幅広い応用の効く能力でもあります。
さらに、自然系能力者ゆえに「覇気(全ての人間に潜在する「意志の力」)」を纏わない物理攻撃がすべて無効化されてしまうどころか、上述したように直接触れれば凍らされてしまうというチートっぷり。
海軍大将ゆえに、基礎戦闘力も非常に高く、作中最大の戦争である「頂上戦争」を一度もダウンせずに戦い抜いたどころか、相性最悪である「マグマグの実」の能力者の赤犬と十日間戦い抜くほどの持久力・戦闘力を持っています。
物理攻撃が効かないどころか触れることすらできない点、相性最悪の「マグマグの実」の能力者と十日間戦えるほどの持久力・戦闘力を持っている点、氷で武器を作っての白兵戦や広範囲の技を使った殲滅戦など様々な状況に対応できる点などを考慮し、この順位としました。
1位 パック(Re:ゼロから始める異世界生活)
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
栄えある氷使いキャラ第一位は、『Re:ゼロから始める異世界生活』より、パックです。
パックは今作のヒロイン、エミリアと契約している精霊です。
彼は火属性の魔法を用い、その温度操作によって氷を作り出し、操ることが出来ます。非常にかわいらしい見た目をしていますが、実力は折り紙付きで、地形を変えるほどの高威力な魔法をバンバン使えます。
これだけでも、魔法をメインで使うキャラクターの中では作中屈指の力を誇りますが、彼の真価は真の姿を披露したときに発揮されます。
パックの真の姿は
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
このような巨大なネコ科動物のような姿をしています。
この姿のパックは正に「終焉の魔物」の異名にふさわしく、世界を氷で覆い、滅ぼすほどの強大な力を有しています。(実際、作中では八つ当たりで世界を滅ぼしています。)
弱点は日中しか活動できないことですが、これは彼自身ではなく彼を使役するエミリアへのデメリットであることが大半で、正直弱点とはなりえません。
世界を滅ぼすほどの大規模かつ高威力の力を持つ氷キャラは、パック以外にはいない(僕調べ)ので、彼を第一位としました。
さいごに
以上、いかがでしょうか!
今回は氷使いキャラTOP10をランク付けしました!!
氷キャラは火力よりも手数が多い場合が多く、非常にランク付けが難しかったです。
僕もすべての氷使いキャラを網羅したわけではありませんので、読者の方の中にも「こいつの方が強くね?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ、コメントにてお知らせください!
このブログでは、マンガや映画のネタバレ、考察を主に行っています。ぜひ、別の記事もご覧ください!
では!